[SS下書き中]灰燼2・下書き(2)
〈ルセリオ王国の栄光:小説本文&落書き〉
2015/11/12
ぼちぼち進めています。
王を守る本気モードのフリーダvs他勢力の人物。
この男性キャラは、野望をことごとく阻止されたちょっと気の毒な人。
***
「どうやら僕の望みを叶えるのは簡単ではないようだ。
氷刃フリーダ……炎魔フェリア……」
男は、彼の前に立ちはだかった者の名を荒い呼吸の下から口にした。
「……覚えていたまえ。
今この場では敵わなくとも、別の場所で、別の時に、必ず君に勝ってみせる」
フリーダと呼ばれた白い魔術師は、唇の端からにじむ血を拭いながら答えた。
「私は……何があろうと我が王を守り抜くだけだ」
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