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もう一度目覚めた時は



そこにすべてはなかった。
あの日、すべての記憶に上書きを載せたとき、すべて消え去った世界。

目を覚ましたときはそれは過去でも記憶でもなく、心の闇として残っていた。



「   」

永久に消えた呼ぶ声は確かに聞こえるはずなのに、それが誰だかも名前がなんなのかもわからない。

もう一度耳を澄まして聞けば、今度は今の自分の名を呼ぶ声が聞こえた。


「……なぁに?どうしたの?」

振り向くと、そこにはよく見知った顔の彼がいた。
口元に笑みを浮かべながら、こちらへと歩み寄る。
彼は小さい頃から、いつも私の隣にいた大事な幼なじみ。


「また、ぼーっとしてたの?」

「まぁね。 最近、なんだか…わかんなくて」

「なにそれ」


薄く笑う彼を見て、胸が痛む。そういえば、彼と同じ顔の彼はどうなったのだろう。間接的にしか知らない記憶の彼は今も笑っている。
虚しさと疎外感が心の中に膨れ上がり、衝動的に涙を流した。


「ちょ、どうした!?僕、そんな悪いこと言った?」

「……言ってない。」


優しいところも心配してるところも今、覗き込もうとしている彼の表情もすべてが私の心に痛みを与える。

名前もなにもわからないのに大切だった。それはきっと前の私の記憶。



「違う、の。ただ、寂しいだ、け」

すべてがまた消えてしまうんじゃないかと。

もし、すべてが消えてまた新しい自分になったのなら、私に意思はあるのだろうか。
そんな恐怖しかない。
無論、また新しい私もそう思うのだろう。


せめて、消え去るのならば私も一緒に消しとほしい。

「泣かない、で。僕がずっと一緒にいるから」


それはあまりにも重い言葉。


目が覚めたら、世界は変わる。



ただの小説。
こういう短編(まじでただのショート)も書きたい。

このあと、一体どうなるんだろう。

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30th.Jun.2011


少女は何を思ったのだろう



彼の愛を求めたのは、ずっと暗闇の中で一人ぼっちだったからかもしれない。


寂しいという、感謝に押し潰されそうだったのかもしれない。
だから、愛情を求めようとしたんだろう。



少女は自嘲気味に小さく笑みをこぼす。
いったい、何故こうなったのか――否、その術を少女は知る由もない。


見上げなきゃいけないほどの大きな屋敷を前に少女は蹴落とされそうなイメージを持つ。

――こんな大きな屋敷だなんて、聞いてないわ。


少女は心の中で悪態をつくが、よくよくこの屋敷の持ち主の事を考えてみると納得できた。
むしろ、これは仕方ない事だろう。

だが、自分の家よりも大きな屋敷は、本当に自分がここへ嫁ぐのだと、改めて実感せざるおえなかった。


いきなり、嫁がされる事になった少女は冷静に物事の判断をしているが不安がないというわけではない。
ただでさえ、内気な少女にはまだ“一度も会った事のない”男に会うのは辛い事だろう。

そびえ立つ門の前で咳ばらいを一度すると、コンコンと近くにあるベルを鳴らす。


その音が屋敷内に届いたのか、数分後に執事と見られる燕尾服を来た男が屋敷の中から姿を現した。


「おぉ!参られましたか!
さぁ、上がられ下さい、奥様」


少女の姿を捉えると同時に男は動き出し、少女を屋敷の中へと誘う。
一瞬、怯えたように肩を震わせた少女だったが、それも一瞬。

顔を上げて少女は小さく微笑むと屋敷の中へと入っていった。




****

これ、Monochro番外編でやるかMonochro本編でやるか、悩み中の物語。

幸せにはなれない物語。
つか、もうこれはMonochro関係なしに書きたいな。

なんか、質素で印象が小さいけど、印象が強く忘れられないような物語にしたい。

でも、まだMonochroを書き終わってない天乃は手を出しちゃいけないんだ!

いや…実際はね、プロットは1幕は完結に等しい状態なんだがね。

ちゃんとかけって…
いや、書いてるんだがな。

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20th.Mar.2011


眠り姫には愛の口づけを。

 

―嵐だと、初めは思っていたよ―


屋敷の回廊の奥でたまに見掛ける月と同じ瞳を持った少女。
客人として現れる時もあれば、使用人のような格好もしている。
いったい彼女は何者なのだろうか。

否、ただの使用人である俺には知らなくてもいい事なのだろう。

だが、一度気になってしまえば仕方ないのない事で次々と予想も付かない事が頭の中を過ぎる。

だが、結局は俺の妄想だ。
真実など聞かなければわからない。

――今日もまたその少女はこの無駄に広い屋敷へと訪れる。
華やかドレスを身に纏い、少し裾を邪魔そうにしながらこちらへと向かって行く。

だが、俺の気配には気付いていないのか、誰もいないのをいい事に天井を見上げ、届かないかと跳んでみせる。
例え、どんな大男が跳んだところで天井に手が届く事はないだろう。

――いったい、彼女は何をしたいのだろうか。

見ているこちらにとっては彼女の意図は読めないものでついつい吹き出してしまう。


「――ん?」


靴と床が掠れる音が止み、それと同時に小さな声が少女から漏れた。

「だぁーれだっ!」


小走りでこちらへと向かってくる少女の髪がふわふわと揺れる。
壁に隠れていたのだが、見事に見付かってしまい俺は吐息をはく。


「あら、誰かと思ったら、レイティさんじゃん!」

「――え?」

「んぅ?どうかした?」

「いや、どうして――名前を……」

「ああ…、へへっ」


何かを含めた笑顔に少女は自分の胸元を人差し指で指す。
その行動が意味するのはー―…俺の胸元に付いている名札の事だった。


「ああ!」


気付いた時には彼女はもう走り出していた。
クルリと振り返り、小さく手を振りながら「またね」と笑う。
そして、何事もなく颯爽と角を曲がって消えて行ってしまった。


「…嵐みたい」

吐息とともにこぼれた言葉は彼女の印象。
初めはおしとかやな少女だと思っていた。
だが、二度目。
風のように表れ、少女は嵐のようにすべてをさらって行く。
彼女が去った後は何も残らないんではないかというほどに。


「君はいったい…」


***

「ちょっ…ニナ!」

「なぁーにー?」

「そんなに食ってどうするんだよ!」

「ツークも食べなよー。
美味しいよ?」

「いや、俺はいらねぇから…」


少年少女がパーティー会場の隅っこで小さなやり取りをする。
それは先日見た少女で。

やっと名前が知れたと思った頃には違う男性とともにいた。

少女は出されている品々を口にほうり込みながら、小さく笑う。

ふと、俺が少女の方に視線を向けていると目があった。
ニコッと可愛らしい笑みを浮かべ、少女はこちらに手を振る。

「また会ったね!」






本当にくだらない物語になってしまった(;・∀・)
え、ナニコレナニコレ。
恋物語?
オッサンそんなのが書きたくて書いたわけちゃうぞ?

何となく物語が書きたくて書いたのがこれとは笑止。

本当は「鏡よ、鏡」とか
白雪姫のお母さんみたいな奴を出したかったの。

ニナも出す気はなかったしね。

うん、次はもう少し内容を考えるわ。


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18th.Mar.2011


Bad End

 

――嘘だ。

現実というのは、どうして、こうもうまくいかないんだろう。
人の心なんか、簡単に動くはずもないのに。

小さな計算が命取りになるとはよく言ったものだ。
たった一つの事でもすべて崩れ去るのだから。


「どうか、しましたか?」

あの日、倒れている俺に優しく声を掛けて来た少女。美しい声音に綺麗な容姿。
それとは裏腹に、独特な雰囲気。
――彼女はこの街の歌姫だった。


なのに。
何故?
街のみんなは忘れている?
みんなから愛されて、愛していたあの少女は――消えた。


そんなの、嘘だ。

ぽつりと呟いた言葉は雨に打たれて消え、結局届く事はない。
悲しさを飲み込み、彼女の顔を頭に思い浮かべた時、鳴り響くのは扉の叩く音。

「どちらさまですか?」

扉を開く前にそう言うと、勝手に扉が開きそこには一人の少女が立っていた。


「ねぇー――貴方は救われたい?」










なんて、よくわからない物語(´・ω・`)

所詮は所詮。
適当に考えた物だから。
もっとまともな物語を書きたいわ。
今頑張ってMonochro編集中です(・∀・)

ちゃんとPC専用版も作っていたりw

過疎が激しいから小説見てくれる人がいるか、心配だけど…(´Д`)


でも、書きたいから書こうかな
その前に勉強なのは百も承知ですorz

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6th.Feb.2011


言いたい事なんて何もなかった

 

最近はなんかよくメールをしている気がします(´・ω・`)

後携帯が死にそう…

明日からはとうとう、受験で、面接が始まります。
ですが、天乃は26日なので26日にある授業がサボれちゃったりするんですよ←コラ

早く受かりたいな…
前期で受かりずらい言われましたが、天乃は気にしない。

後期でも頑張って勉強するし、テスト勉強はしないで頑張る。

ただ、やりたい事しながらやったもん勝ちだ!!←

え、勉強?しませんよ、そんなの。
テストが今週にありますが、誰がするか。
受験勉強ならばするしかないんでしますが。
そろそろ何かしないとやばい。

なので今天乃は暗記中です、自己PR書を(・∀・)

まぁ、受かんないんで、気軽に行こう!
礼儀とかはわきまえなきゃねw


さてなんか、暇なんでこれから物語書こうかな。


***

「君はなんでいるの?」

フワフワと漂う意識もままならない場所で僕と同じ顔の君は笑う。

「私は貴方だからよ」

「君が…僕?」

彼女は浮くようにふわりと飛ぶと、僕の元へやってきてニヤリと嫌らしい笑みを浮かべては悲しそうに瞳を光らせる。

「そお。貴方は私。私は貴方。
貴方の不安な感情により発生した、生まれなき者。

…咎ノ者よ。」

「とが、の…もの…」

「世界で生きる事も許されない、唯一あるのは…」

僕の手に自分の指を絡ませながら、呟きながら言う。

――何故、彼女はこんな悲しそうな顔をしているのだろうか。


「貴方と私が、また重なり合う事よ。」


「…僕と君が同じなら、君は僕と全てが一緒なの?」

「さぁ、どうだろう。
貴方と私はまた違う。
でも一緒の存在なのよ。」

「なら、君はどうやったら救える?」






「そんなの、知らないわよ」



という、ただのくそな物語(・∀・)

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25th.Jan.2011


いつだって、優しさも冷たさも共存なんだ。

 

世界はいつだって、虚無で溢れかえっている。
優しさも温もりもそこにはない。
あるのは、傷付いた人を見ても何も思わない、または鬱陶し気にため息をはく、冷たい心。
虚無に溢れかえった、つまらない世界。

昔、誰かが僕に言った。
「世界は優しさで溢れている」、と。
一体これのどこが優しさで溢れかえっているのだろうか。
何故、その誰かは僕にそんな事を言ったのだろうか。
そして、それを覚えている僕はまだ期待しているのだろうか。

だが、そんな事言っている僕も僕で。傷を追った赤の他人なんかを助ける余裕はない。
積み重ねられた煉瓦で出来た家に背を預け、肩を押さえている。
痛々し気に流れる赤い血は、地面にまで広がってもう、助かる事はないだろう。
周りの他人も諦めて助けないのか、ただめんどくさいだけなのか。そこまで相手の真相心理などは興味はない。
だから、周りも見て見ぬフリをしたのだろう。


「あ、の!大丈夫ですか!?
まだ、生きてますかっ!?」

突然聞こえてきたのは、叫び声に近い女の声。悲鳴とはまた違うが、周りの目を引いていた。

女…というよりは少女は倒れ込んで意識を放つ男に声をかける。
だが、相手は意識がないのだ。答えるはずもない。
佇みながら、見ている僕はいつのまにか馬鹿にして、笑っていた。


「き、気絶!?ちょ、ちょーっとまってね!!今連れていってあげるから!!」

そう言って、少女は無理矢理男を起こし、手を肩にかけて引っ張っていく。
小さな身体には大きな負担になるであろう。だが、服が汚れるのも関係なくズルズルと引っ張っていく。

なんで、あんな馬鹿げた事をしているのだろうか。
だけど、相当僕も馬鹿なんだろう。

「ねぇ、あんた。
そのまま、連れてくき?」
「…え?」

「手伝うよ」

相手の答えも無視して、女の子とは反対の方に肩をかける。相手の女の子はまだポカンとしていたが、少ししたあとに小さく微笑み「ありがとう」と呟いた。

「おい!ニナ!」

「あっれー!?ツーク?」

「おまっ、今までどこ……

おい、背に背負ってるのはなんだ」

「拾った」

駆け寄ってきたのは遠くから見ると女の子か男の子かも見当が着かない奴だった。
一瞬僕の方を見たがその後に背負っている人を見る。
…それよりも、拾ったって…。

「まぁ、いいや。
あんた、ありがとな。こいつの馬鹿に手伝ってくれて。」

「え…いや、別に…」


ツークと呼ばれた男に背負っていた男を渡すと、僕は少し離れた。

「お兄さん!ありがとうございました!!」

「いや、別に…」


そう言うと彼等は気にせず、歩いて行く。
ふと後ろを振り向けば、笑い合ったり喧嘩したりする彼等の話声が聞こえた。


「まだ、優しい奴なんかいるんだね」


前言撤回。
まだ、優しい奴はいるみたい。
いつだって、確かに世界は冷たいけど、少しくらいは温かい奴がいるのかも。

でも、僕は……。

そんな奴でさえ、気にしてはいけないんだ。





なんとなく書いた物語。
天乃がなんか書くとめちゃくちゃ長くなるから、嫌なんだ。
無駄に長くなる。まとめるのが下手くそなうえに雑になるんだよね(・∀・)

今日は日記書く事ないからこれに。

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17th.Jan.2011


一人しか知らなかった

 
一人でいるのはもう慣れた。
窓も何もなく、光なんか射さない。どこかに出入口があるわけもなく、閉じ込められた空間。
だけど、寂しいや人に会いたい。ここから出たいなんて思った事はなかった。
そもそも、生まれた頃から今の今までに人に会った事はないし、外に出た事もない。
一生ここで過ごすと聞くと少し、嫌な気もするが知らない世界に出て弱って死んでいくよりはマシだ。
それに、足に繋がれた鎖が取れるはずもない。

時が止まったままのように遮断された世界。
外を知らないから何かがわかるわけでもない。
だけど、言葉だけはわかっていた。
話すたいてもいないのに意味もなさないはずなのに。
自分は何故話せるのだろう。

「何もわからない…」

呟いても、返事など返ってきはしない。
それはこの空間に僕一人しかいないから。




「ほぉ、知りたいと思ったのか?」

「……え?」

何故。
今まで何を言っても返ってくる事はなかった返事が返ってきた。
“待ち望んで”いた返事が。

「驚いてるのか?」

「………君は?」

「他人に名を聞く時はまず、自分の名からだろう」

「……僕に名前はないよ」



一瞬、沈黙が続く。
相手の返答がないから、もう声は消えてしまったのか。
これは、空耳だったのか。

「いや、空耳ではない」

「………え?」

「すまんな、少々心を読んだ」

「読める、の?」

「お前、名前はないと言ったな」

「……うん。」

「なら、名前をやろう」

「え??」

「名はチエーロはどうだ?
これはな、空、天という意味なのだ」

「…空…天?」

「知らないのか?」

「だって、ここから出た事ないもん」


それから、“声”はたくさんの事を教えてくれた。
だけど、声の名前だけは教えてくれはしなかった。
僕からそれを聞く事はなかったし、相手も言う事はなかった。






****

ここから無理。
無駄に長いぞ、この野郎(・∀・)
何となく書いたらこんなに長くなったw

これ、長編物語作れそう。
だが、作らない。
本編に出そうかな、この物語。
うん、よし(´・ω・`)

グダグダ物語すいませんでしたorz

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10th.Jan.2011


ああ、そっかいらないんだね



死にたい。

いつも自分の感情にうち潜めるものだった。
そもそも、自分の人生を棒に振るほど、立派な道は歩んではいない。だけど、これから立派になる事もないだろう。

今日も同じ、いつもとかわりない空が僕を孤独だと実感させる。

どうでもいい、人生だった。誰かのために生きるのも、自分のために生きるのも、所詮は“大人”という優柔不断な生き物に左右されるんだから。
自分の意見は通らない。
やりたい事は何もできない。

結局は子供なんて親の言いなりの玩具なんだろう。
子供のためだとそう言って、大切なフリをして本当はただ、我が儘なだけだ。
結局は自分の意見を押し付けて、大満足している。子供の意見は関係なしに。

だけど、どんなにそれを受け入れたくなくても、子供は親の命令には従わなければならない。
結局どんなに反抗したところでわかってもらえないなら、そちらの方が楽だ。

でも、そんなのはもう嫌気がさした。
一気に失せるような、何もしたくない気持ち。いっそ、心もなくして人形にでもなってしまいたい。眠るように死んでしまいたい。
だけど、そう思ってしまうのは逃げという行為。だから、何かあってもそれに屈してしまった感じがして後一歩のところで出来なかった。

結局は何もできない弱虫な自分がそこにいるだけだった。


「死にたいのー?」


いつものように空に孤独を感じていると、飽和した空間を打ち破るかのように少女の声がする。

「じゃあ、自分を縛る足枷、取ってあげよーか」

「……は?」

「だぁかぁらぁ!自分が嫌うすべてをなくしてあげようかって」


薄く笑うその子の顔には貼付けたような笑みが。完璧に作られたような笑顔。だからこそ、目が笑ってないのが強調されてよくわかる。

「そうすれば、楽になるよ?」


その目に焼き付くような赤い瞳。夜空の中で輝くそれはよりいっそう目立っていた。

「さぁ、答えをちょーだい」


「“   ”」


囚われたようにもう、そこからは記憶になく、最後に残った記憶はその子の満面の笑顔だった。



結局、自分を縛る物は何もかもなくなっていた。大切にしていたもの。毛嫌いにしていたもの。唯一だったもの。

だけど、心にぽっかり穴があいたようだった。







「ねぇ、ニナ」

「ん?なぁに?」

「もし君は縛られたら、どうする?」

「あたしは縛られないよ?
自由でありつづけたいもん」

「…だよね」


誰かが決める事じゃ、なかったんだ。本当は。







グダグダ。
なんかただ子供て不便と思っただけの物語。
ちなみに“その子”はめちゃくちゃ重大な役だよ。
微妙にユヒ君と思考回路が似ている彼は意気投合しそうね(・∀・)

まぁ、なんていう物語(テイルズ)

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15th.Dec.2010


どちらを選ぶ?



心はなんのためにあるのだろう


そこにある感情は何の為にあるのだろうか

誰かを思って幸せになれたとしても、そんな感情なんて自分には関係なかった。


鳥籠のように檻の中にも、自由はない。決して閉じ込められているわけではないが、それでも感情に自由を与える事はなかった。一つ一つの感情を制御され、それを鎖のように縛られる。

感情がないように、思考さえもない。
ただ、主に従う従順なペットのようなものだった。
言われた事を言い付け通り守り、遂行する。
そこに感情移入なんていらない。

だから、初めてだったんだ。


『――貴方はどちらを選ぶの?』

赤い赤い禁断の果実か。
甘い毒色の果実か。

そう言われたとき、選べる事はできなかった。


『貴方の好きなようにしなさい』


知らない知らない。
自分の事を考えるなんて。
誰かのためを思うなんて。
何かを自分で決めるなんて。

人形だった僕には知らないもの。

『もう、貴方は自由なんだから』


“人形じゃないわ”

彼女の手が頬に触れ、優しく撫でる。ふわりと微笑み、それは僕が一番見たかった表情だった。

なんで、彼女(キミ)はー―………


「僕は…っ」






思うままに書いてみた(・∀・)

内容的にカイル君だね^P^僕っ子僕っ子♪

久しぶりにカイル君描きたいな!

性格わからなくなってきたがww
おつー←ぇ


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12th.Dec.2010


君がいるから孤独は知らない

 


真っ黒い水を満たしたような、冷たく澱んだ空間だけがあった。
どこまでも澄んで何も見えず、ただ自分がそこに漂っている。
手を伸ばしても空虚な何かを掴むだけ。その何かも、掴んだそばから指の隙間をくぐって逃げていく。
何一つ触れることも、抱きしめることもできない。
そんな限りなく不安で孤独な世界。
だけど、ここが本来自分が還るべき世界なのだ。
自由も悲しみも苦しみもない、虚無が広がった世界。
生きてる意味もわからなく、死ぬ意味もわからない。

自分の存在意義さえもわからなくなる。

見失った迷路のように光のささないその場所に自分はただあるだけ。
何を求めても、何を願っても手に入らない。
だけど、ここ以外知らない自分は何を望んでいいのかさえわからなかった。

狭い世界はまるで閉じ込められた小鳥のよう。
いっそ、蛇でも迷い込んで殺してほしい。

…ねぇ、ここはドコなの?
自分以外誰もわからない。
孤独を唯一感じれる場所。
幾年が経ったのか、それともまだ1時間しか経っていないのか、時間の経過などわかりはしない。
はたまた、そもそも時間などこの世界にはないのだろうか。

止まったままの時間に息苦しさと、もどかしさを感じた。




「ねぇ、ねぇ…!」

目を開ければそこには月色の少女がいた。
僕の肩を揺さぶり、何度も僕の反応を確かめる。
彼女の背後からは太陽の光が突き刺さり、暗闇で慣れていた目は光を拒むように薄く細める。

「もう、いつまで寝てるの!
陽が昇っちゃったじゃんか!」

逆光になって対して彼女の表情は見えないが膨れているのが見てとれた。
それにフッと笑うと彼女はまた頬を膨らませる。


「もう、行くよ!」

「はいはい」

「あ、どんな夢見てたの?」

「ん?深い孤独な夢」



だけど、今は君達がいるから孤独じゃないよ。






え(・∀・)
これ、誰。新キャラ?新キャラ登場??
よし、僕っ子キャラの微Sだじょー!!
きゃーわーいーいー(*´∀`*)

ショートストーリーにこれ乗っけるね!もう少しまとめたら、乗せるね!!
よし、目指せかわいい子!!

……あ、でも翼の過去話もいいなぁ…
どうしよう…

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6th.Dec.2010



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