どちらを選ぶ?
心はなんのためにあるのだろう
そこにある感情は何の為にあるのだろうか
誰かを思って幸せになれたとしても、そんな感情なんて自分には関係なかった。
鳥籠のように檻の中にも、自由はない。決して閉じ込められているわけではないが、それでも感情に自由を与える事はなかった。一つ一つの感情を制御され、それを鎖のように縛られる。
感情がないように、思考さえもない。
ただ、主に従う従順なペットのようなものだった。
言われた事を言い付け通り守り、遂行する。
そこに感情移入なんていらない。
だから、初めてだったんだ。
『――貴方はどちらを選ぶの?』
赤い赤い禁断の果実か。
甘い毒色の果実か。
そう言われたとき、選べる事はできなかった。
『貴方の好きなようにしなさい』
知らない知らない。
自分の事を考えるなんて。
誰かのためを思うなんて。
何かを自分で決めるなんて。
人形だった僕には知らないもの。
『もう、貴方は自由なんだから』
“人形じゃないわ”
彼女の手が頬に触れ、優しく撫でる。ふわりと微笑み、それは僕が一番見たかった表情だった。
なんで、彼女(キミ)はー―………
「僕は…っ」
思うままに書いてみた(・∀・)
内容的にカイル君だね^P^僕っ子僕っ子♪
久しぶりにカイル君描きたいな!
性格わからなくなってきたがww
おつー←ぇ
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12th.Dec.2010
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