Diaryの最新記事: 2026年明けましておめでとう
Archiveの最新記事: フォレストページ(無印)の振り返り
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ラッセルカークのお話を去年からずっともにょっと読み続けていたのでなんとか気合を入れて読了。 ゴシック体のお話はあんまり好みではないことが多いのだけれど、今回は「ゴーストだから!」と乗り切った。 お話のノリが結構宗教によってるなーと思ったので、死者というよりかは「見えないもの」としてのゴーストのお話だった。 リトルエジプトの地下室がいちばん好きだったなー。
すごく昔に書かれていた本のはず 再翻訳された本 トレペカバー、黒い紙にシルバー印刷、背表紙は銀箔押し 本文は色上質のぎんねずにスミ印刷 天部分のみ天金加工(同じく銀箔)されてる 内容としてはほらふき男爵の語りのおはなし。千夜一夜物語的なゆるいお話をされているが挿絵も可愛く面白かった。 ………A5サイズというのもあいまってすごく同人誌っぽかったな。

『ネットはなぜいつも揉めているのか』感想を書いたか覚えてないのでここに。 このタイトルに対してのアンサーのひとつとして「人は被害者になりたがる」という話は興味深く 被害者にな(りたが)る→自分の攻撃に正当性を持つ→攻撃することによって自分の快適さを保つ までいくんだろうなーと思ってちょっと納得した あとSNSはやはり文脈断絶コミュニケーションツールだよなと再確認する内容だった。YouTubeやTikTokなどの動画コンテンツが流行ったのってSNSの言葉の進化系にあるのかもしれない。 #読了

『アミナ』 読みながら「あぁ、マレーシアの本の感覚だ……」となる分断のお話たちで、どこか懐かしさも感じるようなお話だった。 短編集なんだけど、なんとなく世界観は繋がっていて生きている人達のお話を垣間見しているような気持ちになった。幼い頃には分からなかった、あれはよくよく考えると暴力だったよなーのそういう懐かしさが今も昔も変わらないんだよな……の感覚。 わたしは「フックのついたチャチャチャ」がすきだった #読了

『人形のアルファベット』 アホウドリの迷信の短編集に入ってた方でかなり好きな作品だったよなーと思って買った。すごく好きな本だったなーとじわじわきている。 表題作の短さが独特かつ突き放し方がすごく好きなアプローチだなーと思った。「エドワード、死者を甘やかすなかれ」と「ほどく」が好きでした。 #読了
おもしろかった! 笠井潔がこれまで書いてきた探偵小説論の統合版みたいな感じなので初心者に入りやすいなと思った。 探偵小説の歴史、ミステリーという言葉に含まれる「謎」の広さ、そもそも死体ってさ…… みたいな究極的なまとめもあって面白かった

16歳になった少女たちがサバイバルゲームを超えて生き残ったら結婚できる世界線。自分には生きていけないディストピアフェミニズム作品だった。中々読み終わらなかったので今のうちにえいやっと。 これは映像で見た方が面白いよなあと思いながらも、児童書を見ていた時のような主人公のピンチの切り抜け方が面白かった。ハンガーゲームのような生き残り戦略ものとしても面白い。 ただこの1冊で終わらないの!? の気持ちもちょっとある。全部しっかり終わらせてほしかったなあ。

お久しぶりです。生きています。 #読了 『オリーヴァ・デナーロ』 性暴力を受けた少女が、その加害者と結婚させられそうになり「いやだ」と言い切るまでの物語。そもそも主人公が大人(16歳)になるまでの過程もなかなかにしんどくて、時代と共に人間……! という感じがしていた。村田沙耶香が好きな人にはおすすめである。 主人公が自分は酷いことをされたし怒っていいんだ、という結論にたどり着くまでの長さにも辛くなる。怒っていいと言ってくれる人が周りに全然いなかったため。 それでも自分の気持ちに正直になって中指を立てた主人公が好き。(比喩です。ネタバレじゃないよ) その後のお話として主人公のつきつけたNOがゆっくりゆっくり積み重なって第四部の世界に繋がるのも良かった。第一部と第四部にだけ時間の表記があるのはなんで? と思ってたけど内容に納得。 くそみたいな法案がちゃんと改正されたこの世に生きていてよかったし、改正するため働いた数多くの人間がいることに感謝した。

#読了 ジョゼ・エドゥアルド・アグアルーザ『過去を売る男』 2025年の最初の読書になりました。エクス・リブリスとは幸先がいい(いいのか?) 語り手は家に住み着くヤモリ。主人公は家系図などを完璧に仕上げて望む過去を作る男、もうひとり真っ当な過去を作り出してほしいという男が現れてーーという内戦の中で生き延びた男たちのお話だった。ヤモリがたまに擬人化して主人公とお茶飲みしたりしていて面白い。ヤモリからも主人公からもお互いのことを友達とも言えない共同のものという感じがしていて面白かった。 ストーリーとしてはシェイクスピアとかにありそうな王道のものなのに、ヤモリが語り手になり人間に対して距離が近づきすぎない視点を持っているためにぽんぽん読めてしまって面白かった。

作者の自伝的作品。たまに入る太文字ゴシック体と改行の多さと子どもが一つずつ確認をするような文体が面白かったけれど……父親の「生まれた子どもを次の妻にしていく」という生活だとか色々なことがしんどいお話であった。好きかどうかで言われたら中々好きになれないかも!? をした怪作。 おかゆの中で煮えている子どもに対して「おかしい」と思える成長になってよかった。