あかいりんごとあまいはちみつ

□ 2013/04/28 03:24 表裏一体
※VA
 アッシュがおかしい
 ストーリーと合わないが気にしてはいけない
 鍵はついてないです  ...追記


□ 2013/03/31 14:44 髪の先まで

「髪が伸びたな、アッシュ」
「…、ああ、そうだな」

さらりと丁寧に手入れされた紅髪がアッシュの背中を染める。アッシュの髪は、ルークの髪と違い毛先は整えられていて男性の髪としては十分なくらいだった。
ガイは前へ進むアッシュの髪を後ろから掬って、毛先を遊ぶ。髪を引かれたアッシュは、一度立ち止まりくるりと振り返る。振り返ると同時にガイは笑ってみせた。

「綺麗だな」
「…やめろ、そういうのは女に言え」
「勿論女性にも言ってるさ。でも、アッシュの髪もよく手入れされていて綺麗だよ」
「………」

思いきり眉をしかめて前を向きなおすアッシュに、ガイはもう一度笑った。

「照れんなって」
「五月蝿い!」

飛んでくる右手を引いて受け指先にキスをしたところで、振り返ったアッシュに書類を持っているのも構わずに殴り込まれた。



「グーはないだろグーは…」

  ...追記


□ 2013/02/07 20:19 資料が無い

ジェイド、と繰り返し低い声で呼ぶ赤毛を放置して数分。短気な彼のメーターが振り切ったらしい。

「おいジェイド!!無視すんな!」
「おやルーク。居たのですか」
「気付いてんだろ!」

キャンキャンと鳴く子犬のようだと思い口元を緩めると、それに気付いたのかさらに眉をつり上げる。見ていて飽きない。

「で、何の用ですか」
「昨日のこと!なんでそのきっ…キ……したんだよ!」
「何ですかぁ?聞こえませんよ」
「わかってるくせに…!」

顔を髪と同じくらい真っ赤にして語る姿はまさに"からかいがいがある"。そう思うと耐えきれず表情を崩した。

「何をしたというんです?」
「だから!その、っき、なんでキスしたんだよ!!」
「おや…昨日は何も知らないという顔をしていたのに」
「ガイにきいたらあれは女とするもんだって!なのにジェイド……っ」
「"何故した"とでも言いたそうですね」
「そうだよ!!!」

あからさまに笑いをこらえつつ昨日を思い出す、が、何故自分がこの子供にわざわざ口にキスをしたかなんてものの理由は見つからなかった。はて、と思う。特に子供のように可愛がっている訳でもなく、嫌がらせたくてやったわけでもなかった。では何故。

「……なんででしょうねぇ」
「…はぁ?ジェイドがしたんだろ!?」
「そうなんですけどね」





  


□ 2013/01/30 11:51 子供心

「雪…」

はらはらと視認出来ないくらいの粉雪が降りつもり、町を白く染めている途中であった。木々は所々に緑を白にかえて、とても目に楽しい。

「なんだっけ…見たことある」

茶色の路に落ちている雪は、記憶の中のなにかを思い出させた。端に立つ小ぶりな木がさらにそれを押す。

「うーん……あれ、あれなんだよ」
「…ルーク」
「あっはい!今行く!」

思い出せぬままに夕飯に呼ばれ考えを中断する。小さなテーブルにつくと、食事にまぎれて男2人には量が多い立派なケーキがあった。茶が見え隠れし、白い粉が振り撒かれたケーキは外とまるで同じ状態のものと言えた。

「あっ…これ」
「さっさと食え」
「ね、これ外だよな」
「……」
「あーそっかぁー……」

これかと引っかかっていたものが解決し、肩の力が抜ける。ケーキを作ったアッシュが声をひそめて笑った。

  


□ 2013/01/28 23:26 のーゆーのーらいふ

※R18
 ガイルク
 無理矢理気味  ...追記




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