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あとがき2・tender (but bitter)
〈ルセリオ王国の栄光:小説あとがき〉
2015/02/19

 
 
 
ルセリオ王国はそれほど大きな戦力を擁しておらず、他勢力との戦いにおいては創造神の力を宿すルセリウス王個人に頼るところが大きいため、ラースの国を始めとする他の勢力に押されていずれ滅びる運命にあった。

途中から軍に加わった、戦争と政務の双方に高い能力を持つフリーダはその流れを変える存在。そして他者と深く関わらない傾向があった彼女もまた、王立軍の面々と触れ合う中で徐々に変わっていく。

計算高さによって戦乱の世を生きているヴァンは、フリーダの変化を観察しつつ、彼女が国にもたらすであろう影響にも気づいている。



 



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