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　以前紹介した二穴鉛筆削りにこんな姉妹品が出てました。
見た目が異なるだけでなく、切削角度も鈍角に変わっていました。太軸用なら鈍角は珍しくありせんが、細軸(ふつうの軸径)では珍しく重宝します。
蓋も開けやすくなりました。

口径φ8.2mm

切削角度30°、とんがり係数約0.65

口径φ10.2mm

切削角度30°、とんがり係数約0.65

左が本品、30°
右が同社512 001、23°
公称の切削角度は上記の数字ですが、実際にはその都度少々ばらつき、画像内の数字がそれです。

左から本品、30°
同社512 001、23°
同社512 25BK-C、21°
青い鉛筆はルモグラフ100、赤黒はトラディション110。

　これも他の鉛筆削りと同様、削る際にほんのちょっと傾けて削ると、切削角度が変わります。

　こんな短い芯先なんか何になるのっていうと、芯が折れやすい色鉛筆や、芯を尖らせにくい鉛筆型消しゴムを削ることに適しています。
芯先を短く削れる製品ならソニック かるスピンやラチェッタカプセルなどほかにもありますが、それらは芯先を尖らせずに短く削る方式(挿入深度調節)であって、本品とは尖り方が異なります。

　太軸用は以前紹介した512 001も本品も同じ角度。
ちょっと見づらいんですけど、同社テキストサーファードライ蛍光色鉛筆の芯先が少しねじれているほうが今回の512 128で削ったものです。

どうも当たり外れがあるようで、以前の512 001が当たり、今回の512 128は外れでした。外れといっても画像に映る程度には削れます。
Amazonカスタマーレヴューでステッドラー512 001の評価が二分しているのは、当たり外れがあるからなんでしょうね。
芯先の仕上がりが今ひとつだなーと思ったら、次に削る際、鉛筆を挿入する角度に気をつけて削ってみてください。
これについてはリラ グルーヴ用が確実かもしれません。


　滑り止め溝を押しながら上部を外して削りくずを捨てます。蓋は閉じておきます。

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　短く削られた芯先は色鉛筆だけでなく、幼児向けにも勧められます。手が小さい子にとって、鋭く長く削られた芯先は持ちにくいことでしょう。

大きさ比較

上中央が本品、そこから時計回りに
ステッドラー512 001
ナカバヤシ楽らっち6
トンボ つまんでポイシャープナー
リラ グルーヴ用二穴

消しゴムはトンボ ダストキャッチ百円とSEEDレーダー60円。

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