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ステッドラー 512 001 二穴型鉛筆削り 第一回
2009/09/10 06:00



Staedtler pencil-sharpener 512 001;Amazon

 同社回転式2mm芯研器より大きい、といっても手のひらからはみ出さない程度の大きさの蓋付二穴型鉛筆削り。

 鉛筆削りになぜ二ツも穴があるのかといえば、そりゃ鉛筆だって一種類ではないからです。
墨芯鉛筆用、φ8.2,切削角度23°
他のドイツものと同じく芯先が僅かに捻れるが概ね良好。
太軸及び色鉛筆用、φ10.2,切削角度30°
芯が折れにくいように鈍角に削り、ファーバーカステル2530Nも削れる。

チャコールやパステル鉛筆には不向き。というよりチャコール類が鉛筆削りに向いていません。
透明な蓋を跳ね上げて折り返し、側面に納められます。蓋はぱちんと嵌り、不用意に外れません。

PRESS△で示されたボタンを押して削り屑受けを外します。しかしこのボタン、片側にしかなく対称位置を摘みながら外せないため、指をあてる位置に注意が必要です。
 削り本体は同社510 20と同じもので金属製。
専用刃は三ヶ所で留められ、本体含めぐらつきません。
刃は他製品との互換性がなく、別売りされないのか公式HPに替刃記載ナシ。
 削り味は鈍いものの、数度削るとアタリがつくのか、なんとか良くなります。

 振り回すとPRESSボタンの滑り止め溝から削り屑が漏れるため、鞄等に入れて携行するにはちょっと不適。退席するまえに削り屑を捨てておくといいようです。

※2015年7月3日追記

 割れやすいとアマゾンカスタマーレビューで指摘される本品の蓋ですが、入手後6年めにしてひび割れ始めました。
蓋を閉めるとき、蓋の上から凸部を押さえ、片側ずつ、もしくは両方同時に嵌めて閉めると長持ちするようです。

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