凍る時間に暗き夜を。
あの日から止まった時間を取り戻す
凍てついた世界で
舞い、踊り、熱を帯びて
世界を揺らす熱が、月を動かす。
暗躍天神、いざ参る。
道標は、いざどこに。
はじめに
設定
過去の轍
天神・月詠
運命の前触れ
異端の来訪者
双頭の鷹
暗香浮道
真なる桜
翼を持つ舞姫
双陣舞桜
時を溶かせ。
踊る舞姫と交わる闇の序奏
流れる時に身を任せるか?
それとも抗うか?
舞姫よ。
そなたにかせられた名は『L'Eremita』。
世界が包み、それを見捨てる
この世に慈悲を与えるものよ
進んだ道に名残はないか?
足跡は消えているか?
その身で紡げ。
愚かな者への宣告を―