00.必読
01.拾われなかった欠片の話
(ねえ、脱け殻の君はこれから何処に行くのだろう)
02.君は今でも泣けぬまま
(強くあろうとし続けたその弱さを、僕は壊してあげられなかった)
03.怖がらなくていいんだよ
(泥の足場に沈んでも転んでも、進めない道などないのだから)
04.宇宙の塵となる朝も
(変わらずそこであなたを想う)
05.なみだ染み入る静かな午後に
(その理由を聞きはしない。余計に辛くなるだろう?)
06.まぶたの裏に住まうひと
(閉じれば会える、いつだってあなたでいっぱいなんだから)
07.連鎖してゆく青の碧
(とろけるような海と空の境目が消えてしまったんだ!)
08.ひとり、またひとり
(いつでも置いていかれるのはわたしで、)
09.キスのひとつもしなかったけれど
(ちゃんと愛していたんだよ、大切で大切で、泣きたかったんだよ)
10.鮮やかに揺れる景色
(もし君が居ないなら、それは何の変哲もないただの空間でしかないわけだ)
11.好きなんかじゃ、ない
(そう言えたら、どんなにか救われたことだろう)
12.愛すべき君へ
(言えなかった言葉があるんだ、)