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トンボ鉛筆 モノグラフマルチ SB-TMGE第一回
2019/08/12 06:00



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 尾部にφ5.3mm消しゴムを装備した同社モノグラフシャーペンの姉妹品。二色ボールペンが追加されて多機能ペン化されました。
回転繰出し式、赤黒ボールペン+0.5mmシャーペン、2018年3月発売、日本製。

 スライドレバー式と異なり、シャーペン出しっ放しでも携帯可能。ボールペンよりシャーペンを多用するひと向けに思います。
ブログカテゴリをボールペンではなくシャーペンにしてもいいくらい。
 ペン軸に突起がなく、またゴムグリップでもないため、手帳のペン差しに挿すのに向いています。
替え消しゴムER-MGボールペン替芯BR-CAE 0.5mm
●操作法
・回転繰出式
・ペン軸を回すと120°ごとにボールペンかシャーペンが出ます。無限回転。

・回転部12.5mm長、ポケットクリップごと回り、それが指示器を兼ねます。クリップを含めれば48.5mm長。
その指示器をBLACKやREDに合わせればボールペンが、0.5に合わせればシャーペンが出ます。
・シャーペンの芯を繰り出すには、ノックボタンを押します。
・ノックボタン11.5mm長を回せば消しゴムが繰り出され、消しゴムを出したままでもノックできます。
 回転部が短く、片手で操作しづらいのが欠点ですが、慣れると、クリップ基部を拇指で押して電話応対しながら片手操作できるようになります。

クリップの一部、カドが立ってます。
ここに触れてしまうようだったら、やすりでカドを落としましょう。

 クリップ尾部(先端部)が擦れた跡がペン軸表面に残らないのがふしぎ。三ヶ月経ってようやく擦れ跡が現れるくらい。
それでいて狭持力もあり、ワイシャツポケットでも落ちません。少なくとも三菱シグノRT1を上回ります。
耐久性が低そうと疑っていますが、いまだ弛まずポケットから落としたこともないんですけども、厚地、ネルシャツより厚い生地に挿して使ったことがないため、この評価は限定的です。
●シャーペン
芯径0.5mm、ノック負荷約1100g、芯繰出し量1ノックあたり0.55mm、残芯約8mm、付属芯2本。
・ノック負荷はこの種の機構としては標準的な重さ。
・シャーペン機構部口金を外せませんでした。

・シャーペン口金が収納可能で、モノグラフの製図仕様より短く携帯に適しています。
◆芯補充は先軸(グリップ)を外し、シャーペン機構部を引き抜いて行います。
他製品と異なり、芯室(透明パイプ)ごと引き抜き、その後方から芯を入れます。
ノックボタンは外れません。
●回転繰出し式消しゴム
・ノックボタン兼用。消しゴムを出したままノック可能。
この消しゴムによって、同種製品では従属的なシャーペンが主役に見えるのです。
同社モノグラフと同じ消しゴムを用い、作動が軽く、一回転で約3.5mm繰り出します。
◆替え消しゴムER-MG φ5.3mm×26、3コ入り、中国製。非塩ビ、合成ゴム。
・モノグラフと詰替え法も同一。
・消字力は良好。ノックボタンを紙面に当てたとき加重300gくらいでひっこみますが、ひっこまない程度の軽さでも消せます。
・モノグラフ購入時2014年から五年経っても劣化(硬化)が見られず、不精者にも薦められます。

 同社モノグラフワン用φ6.7mmより細くロットリング ラピッド用φ3.8mmや同社モノグラフゼロ用φ2.3mmより太く、5mm方眼メモ用紙の罫幅に合って扱いやすい。
贅沢を言えば、特殊径のため他製品との互換性に乏しい。φ5.6mmならステッドラー900 25や同トリプラスマイクロ774 25用消しゴム77R56の、φ5.8mmくらいなら往年のアメリカ製回転繰出式シャーペン用消しゴムの代用品になれます。
●ボールペン
・ボール径0.5mmで線が細い。ふつうは0.7mmボール。

 先軸(グリップ)を外して替芯を引き抜き替芯交換。

◆替芯BR-CAE、φ2.9mm×88.5、ペン先径2.3mm、JIS油性B型派生、日本製
ボール径/筆記距離:0.5mm/約600m
替芯長が公称88.5mmですが実測では88.0mmくらい。
互換品:同社リポーター用BR-CS2、リポータースマート用BR-CL / -CLE、三菱ジェットストリームSXR-80

またシャーペン機構部にはゼブラSK芯が入り、三色ボールペン化できます。

・黒赤、芯先に識別色なし。
・赤に耐光性が無いため記録文書では注意。
・同社リポーター、リポータースマート、ルーチェ共用。
・低粘度油性インク、書き味良好。三菱ジェットストリームよりやや重く、ゼブラ スラリより軽く感じます。
・書き出しかすれについては可もなく不可もなく。
 替芯取付部は従来の多色ボールペンと異なり、替芯を外側から包みこんでくわえる形式。パイロット アクロボールホワイトラインと同じく、部品が折れにくいのが長所。




モノグラフシリーズ
左から本品、
モノグラフワン
モノグラフ
モノグラフゼロ
本品と製図仕様のゼロとでは重心位置に差が見られます。

競合するかもしれないシャーペン。
左から本品、
ステッドラー トリプラスマイクロ774
ファーバーカステル グリッププラス
ぺんてるタフシャーペン
ロットリング ラピッド
ゼブラ デルガードER
いずれも実用的な消しゴムつき。本品のみ多機能ペン。

 気になるのはクリップの耐久性ですが、モノグラフシャーペンより少し太く短くなっており、少なくともあれよりは耐久性があるでしょう。

 次回は本品のシャーペンを0.3mmまたは0.7mm化します。


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