ルースリーフ(ページ)を差し替えられるバインダーノートとして、リングノート並みに軽く薄い製品が二種あり、今月はそれを取り上げています。
前回の
コクヨ スマートリングに続き、今回はリヒトラブ ツイストリングノート。
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B5判29穴、最大収容枚数40枚
リング穴間隔は一般のルースリーフ(JIS Z 8303規格、9.5mm間隔)と異なり8.47mm (1/3インチ)間隔。
プロジェクトリングノート等ダブルリングノート用の間隔。
A5判20穴やメモ帳もあります。
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折り返せるのが長所。
折り返したままページを裏側へめくることもできます。
リング部が小さく書きやすい。
付属リーフは同社「ツイストリングノート専用リーフ」N-1600 6mm罫が30枚。ベトナム製。紙の色が漂白された白。
既存のルースリーフB5判26穴とは異なり専用品です。
そしてその専用リーフが30枚230円税別とやや割高(以前は380円くらいでもっと割高だった)なので、既存のダブルリングノートからページを流用したいのだけれども、困ったことに専用リーフの判型が正寸よりちょっと小さい。
既存品からページを流用する場合、表紙ごと流用するのがいいでしょう。
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画像上部の裏側が下画像。
1)
ラミーM662)
ぺんてるエナージェル0.7mm LR73)同0.5mm LR5
4)三菱UBR300
5)
パイロット万年筆用ブルーブラックインク6)三菱ジェットストリームSXR7
7)ぺんてるビクーニャBXM7H
8)ゼブラ スラリEQ-0.7
9)パイロット VボールRT 0.7mm LVKRF-10F
10)同0.5mm LVKRF-10EF
11) S. T. デュポン イージーフロー
パイロット万年筆用インクが滲みます。インクで書くにはあまりいい紙ではありません。
方眼罫は全面方眼。
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透明なポケット表紙は中身を差し替えられます。
パイロット ペンホルダー付きノートもポケット付き表紙でしたが、こちらは全面がポケットファイルになっています。
裏表紙は0.5mm厚ポリプロピレン。
ポケット表紙には別売りN-1635もあります。
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魚骨のようなリング部はPC(ポリカーボネイト)樹脂製。
リング拡開は、左右ページを互い違いに上下にずらすと外れます。
閉じるときは、開いたリングを閉じるだけ。
誤って開いてしまう可能性が限りなく小さいのが長所。
リング径が小さいわりに最大収容枚数40枚、折り返したままページをめくれるのが便利。
これも前回のスマートリングと同様の使い方ができます。
学生の場合、本品一冊とリーフそして教科書と筆入れを鞄に入れたら済みます。
書き終えたリーフは専用の保存用バインダーへ移せばよいので、本品を主に携帯用にします。同社はスタディノートの名で学生向け製品も発売しています。
耐久性が気になるところですが、買って一年以上になるものの、手荒に扱っていないからか不具合が生じていません。やわらかい鞄に入れるなら、バッグインバッグで補強するといいかもしれないですね。
また、メモ帳のツイストリングを数年間携え、誤って洗濯したりしましたが、まだ使えます。
ブログ記事草稿をダブルリングノートに書いています。
ロルバーンB6から始まって
ユーロラインA5、そののちユーロラインB5へ移り、今は
プロジェクトリングノートB5に書いています。
ここまできて、ページを差し替えられたら便利だと思って今回のツイストリングノートと前回のスマートリングを試したのですが、ブログ草稿については既存のダブルリングノートでいいかなーと思いました。
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