ルースリーフ(ページ)を差し替えられるバインダーノートとして、リングノート並みに軽く薄い製品が二種あり、今月はそれを取り上げます。
今回はコクヨ スマートリング。次回は
リヒトラブ ツイストリングノート。
B5判26穴、最大収容枚数25枚
リング穴間隔は一般のルースリーフ(JIS Z 8303規格)と同じく9.5mm(3/8インチ)間隔。
2011年11月発売、日本製。
A5判20穴やB5判CamiApp読み取りシート付きもあります。
折り返せるのが長所。
けれど折り返したままページを裏側へめくるのが難しく、ひっかかる。
折り返すとリング部が盛り上がって少し書きづらい。
付属リーフは同社「さらさら書けるキャンパスルーズリーフ」ノ-836BTが10枚。
インク裏抜けが無いに等しく、紙の色が生成りのような白すぎない白。
個人的には「しっかり書けるルーズリーフ」に書きたいんですがあれには方眼がない。
画像上部の裏側が下部。
1)
ラミーM662)
ぺんてるエナージェル0.7mm LR73)同0.5mm LR5
4)三菱UBR300
5)
パイロット万年筆用ブルーブラックインク6)三菱ジェットストリームSXR7
7)ぺんてるビクーニャBXM7H
8)ゼブラ スラリEQ-0.7
9)パイロット VボールRT 0.7mm LVKRF-10F
10)同0.5mm LVKRF-10EF
11) S. T. デュポン イージーフロー
エナージェルで偶然インク溜まりができてしまって、そこだけ裏抜けしていますが、通常は起こりません。
方眼罫リーフには中央を示す点が打たれて便利。
右下に品番があるんですけど、リング穴側にあるほうがいいかな。
表紙は0.5mm厚ポリプロピレン。
魚骨のようなリング部はPC(ポリカーボネイト)樹脂製。
リング拡開は上部のボタンを押して行います。
閉じるときは、開いたリングを閉じるだけ。
最大収容枚数25枚ですが30枚でもいけますね。
書き終えたリーフは既存のバインダーノートへ移せばよいので、これは主に携帯用。
学生の場合、本品一冊とリーフがあれば、あとは教科書と筆入れを鞄に入れたら済みます。
耐久性が気になるところですが、買って一年以上になるものの、手荒に扱っていないので不具合が生じていません。
やわらかい鞄に入れるなら、バッグインバッグで補強するといいかもしれないですね。
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