ぺんてるアイプラス:Amazon検索
ぺんてるスリッチーズが不振らしく、同社のカスタマイズペン(選択式多色ボールペン)が刷新、
・エナージェルインク3色と
・ビクーニャインク3色、それに
・0.3/0.5シャーペンユニットと
・新型ペン軸が発売され、
i+(アイプラス)となりました。2014年3月発売。
◆替芯、φ3mm×98.2+9.5, ペン先径2.3mm, JIS油性B型派生、日本製。
スリッチーズとエナージェルのインクは同じだと思ってたら別物でした。
ハイパーG替芯も加えてくれればよかったのになあ。
- XBGRN
- スリッチーズ共用、15色、ニードルポイント
筆記距離;0.3mm/200m, 0.4mm/150m, 0.5mm/130m - XBXST5
- ビクーニャインク、0.5mm、3色、円錐形ペン先
筆記距離を問い合わせたら新製品のため不明とのことでした。多色ビクーニャ替芯BXS5, 300mとおんなじだと考えられます。 - XLRNT5
- エナージェルインク、0.5mm、3色、ニードルポイント
筆記距離を問い合わせたら、これまた新製品のため不明とのこと。
なのでパイロットジュースと同じ方法で筆記距離を概算、70m前後と考えられます。
書き味は三種とも良好、他社製品に較べダマが無い、或いはほとんど無い特長があります。とくにエナージェル芯は定規で線を引いてもダマができません。
ペン先の加工精度は同社がいちばん優れているんじゃないでしょうか。
また他社製より頑丈でもあるんですけど、それでも0.3mmボールは繊細でインクづまりしやすい難点があります。
アイプラス替芯はスリッチーズ替芯と共用。その後端にはペン軸と連結する尾栓がついています。
これを抜き取れば他社ペン軸へ転用でき、逆に尾栓をスタイルフィット替芯や
同型替芯に取りつければ、本品ペン軸へ装填できます。
この尾栓はインク色に合わせて着色され、色票を兼ねています。
ところが、本品ペン軸ではこれが隠れてしまう。
◆ペン軸
BGH3:三芯用
BGH5:五芯用
レバースライド式、各10色(パントンカラーらしい)。日本製?
・色別法:ナシ
色分けされた替芯尾栓が色票を兼ねるものの、本品ペン軸に装填すると見えなくなってしまい、透明な前軸で見分けようにも、緑とブルーブラックが同色に見えるなど、最も色を見分けづらい製品となってしまったのが欠点。
スライダーを白く成形したことによってペン軸の色が引き立つとはいえ、この部品が透明だったなら、内部で色票尾栓を反映して直上からも色別できたと思います。
成形色指定を間違えたんじゃないかと思うんですけど、スタイルフィットがコレトを抜いて売上げ上位になったと囁かれる現在、色別が大した意味を持たなくなっているのかもしれません。
ですので、どこに何色を入れたのか憶えるのがよろしいと思います。
イヤフォンジャックアクセサリを取付可能。アクセサリを持ってないのでイヤフォンをそのまま取り付けた画像になりましたが……
この部分はシャーペン用ノックボタンを兼ねています。
◆シャーペン
XPUT103:.3mm
XPUT105:.5mm
芯補充はシャーペン機構部を外して前方から。
シャーペン機構部は
ハイテックCコレトと互換。
ゼブラ プレフィールとは互換不可。
スリーヴ(ガイドパイプ)が各社少しずつ異なるのが興味深いですね。こういった部品は下請けで造られるものですが、各社で製造元が違うのかもしれません。
パイロット ハイテックCコレトより細かったペン軸が
三菱スタイルフィット並みの太さとなって、ずいぶん平凡なペン軸となりましたが、材料をごまかす装飾もなく、価格相応なペン軸でよろしいと思います。
過剰装飾が流行る当世ですけれど、シンプルなほうが指先が引き立つとか、文具など日常品は平凡なほうが使いやすい、とか言ってみたら簡素なペン軸が好まれるようになるかもしれませんね。
色別できない点については諦めるか慣れるかすれば何とかなります。
2014年3月20日から初音ミクキャンペーン中。6月30日〆切
→http://www.pentel-miku.com/※2014年6月10日追記
アイプラス三芯軸BGH3の前軸をスタイルフィット三芯軸UE3H-159の後軸に取り付けると、ぺんてるビクーニャ用替芯BXM7Hを装填できる三色ボールペンになります。
中央の長い替芯がBXM7H
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