三角形の欠片合わせ
小惑星の独り言
僕と君は宇宙の一部でした
本当は誰よりも君がヒーローだった
例え一人でも彼女は戦っていた
泣き虫は涙を失った
どう足掻いても浮かぶ術を知り得るはずがなかったのです
僕の本心は氷結していた
無表情で今日も殺人を犯す
(殺すのは自分)
鳥は始まりを知らせた
だから彼は罪を贖うことを望んだ
それでも私は幸せだったよ
悪戯は歌にのせて
ひとつ、君が消えた
早口で告げたあの日の感情
今日も君は私からいなくなっていく
燃やした解答用紙
夢の先で逢いましょう
そしてまた最後を繰り返す
三角形の欠片合わせ
喉が渇いて死にそうなのに
布団の中の吐き溜め
星が堕ちてくる日
博愛者の混線
猫はにんまり笑った
シャットダウン
傘は笑顔を浮かばせて
指先を遊ばせた
薬はひどく冷たかった
深呼吸の本音
英雄は心を亡くしていた
その脆さすら愛おしい
切り抜き世界
三面鏡の討論
からから、
毒はゆっくり心臓に染み込んだ
瞳の中に星を隠した
空と世界の境界線
あら、紅茶の時間だわ
有意義に真意
優しい嘘のつくりかた
無線機越しの背比べ
知者の溺死
不都合な昨日を吐き捨てた
すり替えた先の未来
愛想は人を殺す
犠牲者の幸福論
橙色は君の色だった
人間不信
滑稽さに軽蔑
いらない、
どうしようもなく私は天邪鬼だった
後悔は心臓を貫いて
15メートルの逃走劇
呆然とした眼
不機嫌を頬に詰めて
秒針の鼓動
かんざしの行方
春はまだ遠く
濁りきったこの心臓
チョコレートフォンデュの泥酔
嗚咽の真意
かまくらのなかの秘密
15メートルの逃走劇
言葉は花びらのように
煩悩に彷徨
瞑想は朝の5分
2時22分の目覚め
不憫なうさぎの話
朦朧とした月面世界
この感情は流罪と共に
歪曲のお伽噺
生まれ落ちた遺言
星の神話に恋をした
朴訥な笑顔
酸素の略奪戦争
二酸化炭素は甘い毒のようだった
サディスト・ストーリー
なんてことない、馬鹿な僕の話さ
乱反射した君の視線
ニュースキャスターは涙ながらに伝えた
ラジオで話していたのは誰だっけ
噛みついてくだいてやりたい
けれど優しく愛していたい
君はまだ無垢な子供だから
僕は今日も大人をかぶる
私が立てないそこに君はいた
マニキュアに沈めた
くまのぬいぐるみの証言
手の中の宇宙
まるで君と僕しかいないようだ
無言の語り
思ったよりも君は小さな女の子だった
屈託のない瞳の奥
左目から産み落としたあの子
対なる世界のはなし
ワンダーランドの噂話
茨の海
言葉遊びの物語
ゆがんではじけた
陽炎にさようなら
落ち葉の一生
古びた砂時計
君の教科書に記した
リボンの憂鬱
不完全燃焼
ライアー、それでも
180度の迷路
煉瓦の傷
シュークリームに夢をつめて
幼稚な僕ら
そして君は大人になっていく
時間をとめてしまいたい
レンズの先の視線
わけもなく首をしめた
やきもちを焼いてくれませんか
数式まみれのラブレター
逆転の発想
ピアノの音は好きだった
けれどそれに私は触れない
脆く儚いそれに触る術を知りえなかった
大切にしたいから壊したくないから
あぁ、今日も僕は臆病だった
その頬に触りたいと願うのに
傷つけてしまうことが怖かった
まさかで満ち溢れた
その瞳の中の世界の住人にあこがれた
あまくなくてもそれがぼくらのラブストーリー
花子さんは寂しがり屋
やきもちを焼いてくれませんか
今日もまた伝えられなかった
この距離が心地よすぎて
触れた手から世界が壊れていく音がした
君は殺めるのは僕以外にはいないだろ?
これが俺らの愛情表現
たとえば昔信じた魔法の噺
ねむりひめの起こしかた
酩酊後の帰り道
君を照らす星にはなれないけれど
なかないで
あの日解けなかった問題
どうしても書けなかった解答欄
真新しいレターセット
シンプルでいいのに
懐いてきたつくりものの記憶
仕方ないじゃないか、僕らはまだ未熟なんだ
そんな言葉すら宝物
はた迷惑に君と遊んだ
健気に空を飛んだ
わん、つー、すりー、
ほらまだ君はあきらめてない
当たり前を見て見ぬふりして
英語なんて話せないけど
たった一言使える言葉
意味は自分で考えてよ
欺いたその先
結局濁しちゃうけど
雨に流せればいいのに
負け犬の遠吠えすら愛おしい
欠伸に含めた
矛盾パレード
閉じ込めた日差しを君に
見事に笑って見せましょう
たまには女の子らしく
やわい君の香り
ブーケは君に
そこに空がある
海鳴り
神様にいくら願ったところで
かけがえのない記憶に刺し殺されても
君を迎えに
あけることないあの日
たゆたうことすら億劫
遥か遠い君の笑顔
またひとつ、崩れていく
にじんでもかすんでも、
手放したくはなかった
好きだなんて言葉はきっと言えないけれど
心地良い関係に浸っていた
変わらないと、どこかで思っていた
深い冬がやってきた
この日々が過去になったとき
うそつきのほんね
どこまでも続いていくと信じていた
カレンダーは止まったまま
切り離された君の部屋
それでも、そうであっても
願うことは罪ですか
その手を掴みたかった
ノックした世界
フィナーレは永遠に
どうしようもなく僕の物にしてしまいたい
アイスでもひとつ
子供のような誘い
雨は嫌いでした
口笛は吹けない
ブーケは君に
言葉で言い表せるほど簡単な関係じゃなくても
曖昧な5cmが愛おしい
果てなくつづく未来のおはなし
本当は誰よりも泣き虫な君だから
いかないで、その言葉すらいえないまま
なんのために涙を流した?
それだけのためだけに
橙色の幸福
紡いだ別れ
子守唄の意味は知らなかった
プリーツスカートの密告
海の中の心理戦
雨粒に願いをこめた
安眠妨害対策
小指に棘
月並みな言葉に含まれた星屑
押し寄せる波の行方
遠い空に笑顔を浮かべた
別れの時なんて知らないまま
膨大な世界の欠片
水たまりに落とした
まどろみで君をみつけた
ラベンダーはすぐそこ
群青を僕は知らなかった
ぼくらが愛した時間があった
日差しの彼方にあこがれた
猫の気まぐれな愛情表現
かわいいなんて、いえるはずもないから
今日も僕は悪態で誤魔化す
雨がうつしたぼくのせかい
二番目でも良かったの
ねぇ、私の声は届いていますか
喉を震わせても音にはならなかった
無邪気なままでいたかった
まるで依存症のよう
プリーツスカートの密告
お墓に置いてきたことば
さくらいろをした君の指先
瞼の閉じ方を忘れていた
生まれ落ちた君に最初の愛を
君と僕をつなぐ糸の意味
待ち焦がれていた春はいつまでも来なかった
デニムの裏に隠した戯言
せまいこの世界に君はいた
吐いた溜め息の色
ユートピアの合言葉
むしがよすぎるけれど
迷子のご案内
繋ぐのは小指だけで十分だった
培養土は願いをしった
生クリームレディー
そっと恋を落とした
この子の名前
目を奪われた理由
なんてことないつまらない話
アイシテルの言葉を知っていますか
挨拶の真意
一酸化炭素のアイロニー
純粋な声が愛おしかった
あの頃わかっていた解答
今はもうわからなくなっていた
わたしとワタシの読心術
午後一時のボイコット
もしもの希望はとうの昔に亡くしていた
世界平和の日
くしゃくしゃな繋がり
ささやかなこの感情に名をつけるなら
もし理解されたとして
ひとりぼっちの作戦会議
甘く麻痺
そこに僕はいないけど
閉じ込めてた感情の奥
頬を伝うわたし
気付いてよ、気付かないでよ
ぼくらは矛盾でできていた
鉄の味で繋がれた
カメレオンガール
どうしてわたしが隠れるのか教えてあげましょう
おもてとうら
わたしは反対人間
逆さまピエロ
おどけてみせた理由
すべては寵愛(ちょうあい)
笑わない瞳に捕われた
冷え性ボーイ
平和理論
税込444円の微笑み
捨てたのは君だった
どろり、
一秒後の世界で逢いましょう
これがぼくのアイシカタ
黒く塗りつぶされていく
疑心暗鬼の眼
午後一時のボイコット
A3用紙の物語
チャイムの消失
耳鳴りのなかで君が笑っていた
ある日ぼくは金縛りにあった
電卓に想いをつめた
甘酸っぱくてもどかしい
ふでばこに忍ばせた
あの落書きはどこだっただろう
糸の檻
過去日記
妄想論文
エゴイストの群青劇
遡ったのはぼくらがまだ幼かったあの夏
排他的な幸福理念
色を忘れた日
木漏れ日の春がきた
蒼の夜明け空
儚い水の音
その手を暖めるのが僕であればいいと
安眠妨害マシーン
狐の嫁入り
楽案に死す
花葬
最後は君の二酸化炭素で死にたい
名付け親の失踪
ぼくらはむじん
一の言葉の千の意味
混ざり愛
感情アナロジー
空前のリトル
壊れた映写機
ベルの刻
花冠だけを残して
懸念すら愛しい
こおりのゆめ
リトルレディー、どうか幸せに
安らかな静寂のなか
そらのさかな
うろこに憧れた
もう一度はじめから
知識を押し付けて
からっぽを埋める方法
二元論は僕らにはあまりに遠く
グラフィック・ファンタジー
仮面依存症
酸素の海に沈む
深海魚システム
そこに未来があるなら
連夜の奇跡
ぼくらはこの軌跡を愛していた
交わらないならいっそ、
あの日捨てた名前
脳内会議の行方
その無垢は今日もぼくの胸を貫いた
君と星を拾った日
彗星ハネムーン
クレランボー症候群
あの日の空を鑑みる
嘘つきな君に一つの真実を
手向けはたんぽぽで
言葉なんていらなかった
ぬくもりが眠るとき
優しい嘘が君を殺める
白い世界にふたり
不器用カップル
月を亡くした
君はまるで春そのものだった
言葉は咀嚼し飲み込んで
花葬
いっそ酸素なんて捨てちゃおう
ララバイ・エフェクト
ホタルカズラの追憶
欠けた回想録
風聞の殺人
あまねく空の下
国境の剥奪
あの日愛した青
日曜日の死
どうか私を忘れてください
最初で最後のピエロ
誤魔化す術を知りすぎた
無垢な君の百の棘
僕らの楔
最期は君に埋もれて眠りたい
ララバイ・エフェクト
まぶたの裏の宇宙
理由なんて確かなものではないけど
君はあまりに白すぎた
始まりは終わりだった
君へのたったひとつだけの言葉
空に似ていた
信じることで救われるのなら
簡単なそれがなにより難しい
普通を手放していた
この感情はきっと消すべきなのだろう
どこまでも我儘であり続ける
背中合わせのにらめっこ
ただ変わるのはひとつだけ
どうしようもなく欲してしまう
まるで世界中の誰よりも欲張りみたいだ
強くて儚い君だから
怖がりでごめんね
震えた睫に口づけ
君以外の音はいらない
休日の過ごし方
染まるなら君がいい
咲いた花の未来
赦される世界のはなし
そこに空があったなら
神様は誰よりも孤独だった
僕が君にあげられるもの
あの頃魔法はきせきだった
こうして世界の果てをみた
心臓と切り離された瞬間
恋愛マナー
紅茶に思いを浮かべて
一方通行の景色
アンダーラインの崩壊
抱擁の毒
リボンの解きかた
君の思い出にさようなら
春に手を伸ばす
雪解けと僕
ある科学者の泪
狂った世界の話
最低なアイラブユー
目覚めは空の下
マイナスの方程式
不細工な告白
そんな簡単に愛を叫ばないで
見えない糸の先
安楽ガール
ぼくらは夢を見る
刹那の君
リボンの解きかた
愛を刻む
馬鹿な君に敬礼
そういえばと始まりを語る
長い未来の物語
欠落アイランド
斜め上の視線
君からは愛を私からは温もりを
願った過去
カメレオンボーイ
透明ランプ
ランタンの死
数字の最期
長い首輪を巻いてやろう
バトンを君に
三つ目の嘘
猿の手をへし折った
野次馬の推論
フラワーアーチ
チートな恋
大嫌いの反対
水と油の行方
好感ノート
名無しの告白
黒髪と決別
傷に染みる
マジックアワー
夢を見ようか
欠陥ファンファーレ
エンドワールドでワルツを
魔法使いに恋をした
時は重なることなく
お色気マシーン
ラブ・アンド・ジンクス
夜の帳(とばり)
誰も知らない始まりへ
ムーンウォークライアビリティー
エンゲージリングに口づけ
たった三秒の永遠を願った
オーシャンビューの真相
クイックロード
だから私は愛を唄わない
兎の殺人
ポイントワード
エンドカウント
ひとりぼっちの約束
逃亡中の恋愛事情
幼い頃なりたかったもの
魔法少女の永眠
色彩の森
猫の道しるべ
隣の世界の君
涙を閉じ込めて
裏返しのラブレター
君と私は近くて遠い
有限を慈しむ
時計は過去を刻み始めた
お日様の願い
弱虫は涙を捨てた
レンズの向こうに夢を見て
白の舞う国境
叶わない願いを捨てることすら出来ない僕は
ねぇ、恋してよ
禁断だって関係なかった
耳元で叫んでもきっと君には届かない
これで僕と君はずっと一緒だね?
鬼ごっこ
鳴かない小鳥の賛美歌
感情なんていらなかった
拙い契約に縋って
丑三つ時の安眠
エンドカウント
温度をなくして人を捨てて
境界線を消す方法
下手っぴな笑顔
嘘だよ、
僕は今日も君を殺す
さらさら落ちる
どうか僕の心臓をあなたに
鼓動が蝕む
カロリー・アンド・カロリー
黒タイツに恋
曖昧に聡明に
赤い糸が切れる音
止まらない
君が私の最期を握る
誰よりも臆病な君は誰よりも愛を求めて
神様殺神事件