都言葉を嗜む美麗な青年。滅多な事では敵陣に向かう事を好まない、絶対的平和主義というか戦慣れしていない平安初期の刀故に戦場よりも自室で香炉を嗜んだり、毛筆を行ったりというまさに都人のような暮らしが合っていると自負している(働け)←
銘の由来は「時に降り注ぐ小雨も繊細にひと雫ひと雫触れられるように切れる刀」という事から。故に、「切る」ことには特化しているようであるが腰が重い故にやはり動かない。回復力に優れており、自身も滅多なことでは刃こぼれはしないらしい。
蛙睦月【かわずむつき】
(CV−井弦ルナ)sample♪
「…おら、蛙睦月って言うんだぎゃ…、ごめ…訛った。蛙の声聞いてると落ち着くよに…。牛さもめんこいぞ…あ、おら田舎暮らしがなげえから、もっさいかもに…、でも…がんがる…。」
「おら、兄さを探してるんだべ…、おめえさ知らねえか…?おっかしいさなあ…、どっが道草食ってんのかな?あん人もよく迷うんだあ〜」
「おらだって!殺るきゃ殺るんだあい!!」
「“さよなら“は言わねえって決めてんだべ…。また生き急がんかったら逢えるんに、な!」
刀派:なし
そこはかとなく田舎臭が漂う地方侍が所持していた刀。田舎暮らしが一声で分かる為、あまり自分から話しかける事はせず黙々と畑を耕したり、馬の世話をするのが好きなのでよく内番は彼が代行している。
また、庭先の四季を変えているのも密かに彼である。
銘の由来は「蛙飛び込む〜」で有名な松尾芭蕉の句から一文字貰いその季節「睦月(一月)」に打たれた刀故。兄弟刀である兄大太刀がいるらしいが、よく道に迷う為彼が引導してあげているらしいし、暴走している際には耳を引っ張って土下座させるというどっちが弟か分からない豪胆さも持ち合わせている。意外に酒豪であり、宴会の際には樽で飲む。(樽で)←
楓長月【かえでながつき】
(CV−武川楓)sample♪
内番姿
「小生は、楓長月であるからして〜…おんやぁ?これは可愛らしいお方だぎゃ〜…、食べてしまいたい…うぷぷ冗談であるからして〜?はあ…閉じ込めてしまいたいですねえ〜…うぷぷ」
「…気持ち悪いとは…心外であるからして…、ああ…別に、縛られるのが嫌なら小生を縛って頂いても構わ…あ、ごめ…、弟には言わねえでけろ…!」
「殺るより殺られたりと思ってたりして〜?まあ、逆もまたそそりますねぇ!」
「小生も弟と同じ気持ちであるからして…、また…、生きていれば何処かで逢えるん…に…、ですかね。うぷぷ」
刀派:なし
そこはかとなく変態チックな臭が漂う地方侍が所持していた刀。蛙睦月は自身の兄弟刀になり、楓長月の方が打たれた時期が早かった為「兄刀」となる。「打たれ強さ」が売りな為、どことなく性癖が万人受けしない風になったと考えられる。(よくその様子を見かねた弟刀に道を正されることがしばしばある)←
「うぷぷ」という笑い声は癖でありどこか耳につく不気味な笑い声である。若干、ストーカー気質でありいつの間にか後ろに控えているということも稀にある。それに関連してか、意外に事務処理に長けており戦歴まとめやその他書類整理等あまり皆が進んでやらないことも密かに行っている(これも一つの「悦び」?であるらしい)
彼自身はそこまで訛ってはいないが、焦ったり素に戻ると少し地方訛りが出るようだ。
弟と比べて彼自身はそこまで酒に強くないため、毎回宴会等では水で数倍に薄めて飲んでいるらしい。