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▼ Keigo4 このはなし、ちょっとつじつま合わない あとがきを読んだら手塚と跡部がいつ会ったか…うーん 原作だとどうでしたっけ? 一年生ではなく二年生でしたっけ? 手塚が故障したのが一年生だから二年…うーんうーん いま原作がすぐに読めない場所にいるのであーあーあー… まああれですね これはこれってことでお願いします あと原作の描写なのにセリフちがっていたらすみません 手元にないんです ほんとうに *** 「何やってんスか、桃先輩」 少年にしては高い声が聞こえて、跡部はその声のする方向へと目を向けた。 どこかで聞き覚えがあるような声に、胸が震えるのを感じて、跡部はじっとその人物を見つめた。 深く被った帽子に、不遜そうな表情。 すこしだけ笑みを浮かべる口元は、無邪気という表現は似合わなかった。 「越前……」 桃城が驚いたように呼ぶその人物の名に、跡部はわずかに目を見開いた。 ( エチゼン? 越前………? ) 判決を下される罪人のような気持ちでその人物の顔を確かめようと、じっと目をこらす。 青学のジャージを着たその桃城の後輩は、正しければ少年であろう。しかし、自分が探していた人物は性別女の越前リョーマである。 どくん、どくん、と鳴りやまぬ心臓を沈めようと深呼吸をして再度目を向けたその時、その人物が真っすぐな視線で跡部を射抜いた。 「そこの猿山の大将、俺と試合しない?」 偶然とは、限りなく必然に近く、運命に近い。 跡部はこの時ほど、そう思ったことはない。 あんなにも望んでいた相手が、遠く離れたアメリカで見失ってしまった人物が、こうして日本でめぐり合うことが出来た。 相手はもちろん自分が探していたことなんて知る由もないが、この際そんなことは関係ないのである。 跡部は、歓喜した。 2013/05/28 00:36 |
▼ Keigo3 それからの跡部の行動は早かった。アメリカ滞在は友人から組まれたことであったし、そう長くはいることが出来なかったために、その選手との接触は計れなかったものの、日本に帰国してからも「エチゼンリョーマ」という日本人ジュニア選手のことを追おうとした。 過去出版された米版テニス雑誌を収集し、もともと教えてきた友人にも知っているだろうという前提の上に聞いたが、そのどちらもその選手を知るためにはあまり活かされなかった。 跡部が知ることが出来たのは、雑誌に書かれている程度の選手としての情報で、その上まだジュニア選手、雑誌での取り扱いだってジュニアの中では良いものの、プロテニスプレイヤーも載る雑誌ではその扱いはほんのわずかなものだった。 苛立ち混じりに、以前出ていた大会に赴いてみても、その選手の姿を見ることは一度もなかった。 見つけた、と思ったら、まぼろしのようにその選手の消息はつかめなくなってしまっていたのだった。 珍しく手塚のような手ごわい選手を見つけたのに、と嘆く跡部だったが、そんな感傷も時が過ぎていけばどこかへと置き去りにされた。 あのとき感じた高揚感と、どうしようもなく脳内から消えず残るあの先週の姿は、跡部の記憶の片隅へと落ちて行った。 2013/05/27 00:00 |
▼ keigo2 立ち止まった跡部を、不思議そうに見つめて友人は言う。 両脇の女も手持無沙汰なのか、はやくしろと言わんばかりの視線をこちらによこしてくる。 先程の少年の後ろ姿を、未だに見つめ後ろ髪をひかれながらも、跡部は友人と共に観戦するために会場へとはいって行った。 はじめこそまだまだ荒削りの選手ばかりだったものの、やはりトーナメント戦、進むごとに才能溢れる選手たちの頭角があらわになる。 その中でも、跡部の注目を惹きつけてやまなかったのは、二つ年下の選手だった。帽子を深くかぶっているが、濡れたような光を放つ黒髪と、肌色が彼が日系人だろうと告げている。しかも、先程会場外でぶつかった少年だった。 数時間にも及ぶ試合の模様に、すっかり飽きてしまった女達はいつの間にか友人の横にすらおらず、とっくの前に帰ってしまっていた。 友人もはなから追いかける気はなかったようで、女達が怒りながら訴えつつも、笑いながら追い返していた。 「おい。あの選手……アレがお前が今回俺を誘った理由か?」 にやりと口の端に笑みを浮かべて聞いてみれば、友人はくすくすと笑った。 「やっぱりか。君ならわかると思った。すごい選手だろう?」 まるで自分のことのように行ってくる友人に、跡部も素直に頷く。 「ああ。選手情報を見る限りは二つ年下みたいだが……そんな年齢のことは関係なしに、こいつ、相当の実力の持ち主だな」 思わず選手の一挙一動に目が離せない跡部は、友人が横で含み笑いをしていることにも気がつかない。 「そりゃあ、アメリカでジュニア大会連続優勝中だからなあ。期待のジュニア選手だよ」 「連続優勝…………」 友人の言葉に、放心したようにつぶやく跡部は、更に友人が続けていった言葉に驚愕する。 「リョーマ・エチゼン、見た目だけなら勘違いしちゃうと思うけど、彼じゃなくて彼女だよ。あの子」 「はぁ? 女?」 驚いて跡部は再度テニスコートへと視線を落とした。 そこでは強烈なサーブでさらりとゲームを奪っていく選手の姿がある。それがまさか、少年ではなく少女だったとは。 訝しげに、跡部がよくよく見ると、華奢な身体付きもぬけるように白い肌も少女めいてみえるといえばみえる。 先程ぶつかったときはまさかそんな選手とは思わなかったため、顔をよく見ることもなかった。あえてわかったといえば、口があまり良くない、そんなことくらいだった。 「エチゼンリョーマ、か……」 ぽつりと跡部はつぶやき、満足そうに笑みを浮かべた。 *** 久しぶりのあとりょちゃん 2013/05/25 22:58 |
▼ Keigo ワードファイルあさっていたら、 長編の跡リョ♀・塚リョ♀の跡部視点の番外編みたいなのがでてきました 連載していたやつの過去にあたるやつです〜 テニスはこれをmemoに書いていこうとおもってます ちなみに英語は翻訳こんにゃく〜〜〜〜〜〜 ...more 2013/05/25 19:35 |
▼ 和食派 リョーマくん和食派だから 手塚の家にとけこめるはず…… 部長の釣った魚を食す ええな 2013/04/29 00:25 |
▼ りょま らくがきはりはり 2012/08/05 23:30 |
▼ リョ受け以外のテニス妄想 リョ受けしかだめ。 絶対むり。 っていう方はブラウザを閉じていただけると助かります。 大丈夫な方は追記からどうぞ! ...more 2012/06/04 19:09 |
▼ つぎに更新するやつは… 上の画像から見てわかるように! つぎはひさしぶり〜に跡リョの予定です。 リクエストしてくださったものなので、跡リョという軸は外さないです! いつになるかはちょっとわかりませんが、なるべくはやくしたいです。 リクエストにそれないようにがんばりたいです。 2012/04/13 22:59 |
▼ 総受けというのは難しい? いま、以前リクエストでいただいた幸リョ♀←立海allを書いているわけなんですが、これが難しい。 いわゆる立海allからの矢印というのはリョーマ総受け状態というものですよね? 総受けを書くのはすっごい久しぶりな気がするのではたしてこれを総受けと呼んでもいいのか……。 立海キャラのなかで今回いまのところわりと贔屓キャラが柳と赤也になっちゃいました。 丸井の口調の難しさが……仁王はなんちゃって土佐弁になってます。すみません。 2012/04/08 19:44 |
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