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参考記事]
[メリシダ編・小説プロット]龍も歩けばいくさに当たる(2)
〔魔戦レイベルム-メリシダ編・本文〕
21st.Aug.2016
全2回のプロット、後半。
*
ドラセナ軍司令「これ以上戦闘を行って消耗する必要はない。撤退しろ」
ネリス「了解――あ」
ラディアとトレニア軍兵士の様子がおかしいことに気づくネリス
トレニア軍兵士A「貴様! 何だと!?」
ラディア「かかって来ればいい……と言ったんだよ。
たとえ不利な属性の魔法しか使わなくても、僕は君たちに勝ってみせる」
ネリス「(あちゃー。またあの子の悪い癖が)」
トレニア軍兵士B「ふざけるなよ……!
どれほどのものか知らんが、俺たちの敵ではない!」
ネリス「あー……無理かも」
ドラセナ軍司令「何だと!?」
ネリス「ラディアが向こうの軍と揉めちゃってるので」
ドラセナ軍司令「おい、撤退の命令が聞けないのか!」
ネリス「そうしたいのはやまやまなんですけど、彼、ああなると聞かないから」
ドラセナ軍司令「馬鹿を言うな……!」
ドラセナ王「まあいいじゃないか。――おい、聞こえるか。俺だ」
ドラセナの王が通信に割り込んでくる
ネリス「あ、陛下」
ドラセナ王「撤退しないなら、命令はひとつだ。――『勝て』!」
ふっと笑みを漏らすネリス
ネリス「了解」
ネリスが通信を切る
ラディア(&ネリス)vs敵部隊、戦闘態勢へ
その頃、本部では
司令とドラセナ王が話している
ドラセナ軍司令「陛下! あんな無茶な指示を……」
ドラセナ王「ふふ、まあいいじゃないか。
メリシダをほとんど一人で守り続けた『吼龍』だというから、どんなやつかと思ったら……
とんだ戦闘狂だ。だが、面白い」
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