プラスティック (ポリプロピレンPP)に異材を混ぜてその使用量を減らしたバイオマスプラスティック鉛筆補助軸。
混合物は三種あり、品番末尾がA:ホタテの殻、B:タマゴの殻、C:紙クズで、タマゴを買いました。
2022年10月発売、日本製。ベルマークつき。
単純に挿しこんでるだけ。
そんなものでも使用中に鉛筆が空転せず、ぐらつきません。
挿しこんだ鉛筆を動かしてみるとぐらつくのですが、筆記中にはそれを感じることがないのです。
前回の鉛筆キャップ同様、基本的に日本の鉛筆向けで、細い舶来鉛筆にはあまり合わないのですが、それでも旧来のプレス加工チャックを上回る保持力があります。
逆向きに鉛筆を挿しこむと鉛筆キャップ代わりになり、KUMマスターピースで削られた舶来鉛筆の芯先28mm長も収まります。
鉛筆を挿すと段差が生じるため、握った際に違和感があります。
端面のカドをカッターで削って落としましたが、もっと削ってもいいかもしれないですね。
挿入口φ8mm。内部ですぼまり、中央で内径約6mmになります。
内径を測るため削ってみると、とても削りにくかった。耐磨耗性が高そう。
軽くて単純な構造は壊れようがなく良いと思いますが、やはり段差が気になります。
上から
本品○
クツワRH013◎
同RH010 / 015○
同シンロケット鉛筆○
トンボClipグリップ◎
ファーバーカステル 9000番パーフェクトペンシル◇
中島重久堂ツナゴで接いだ鉛筆○
○舶来品も合うけれどどちらかというと日本の鉛筆向け
◎国内外の鉛筆が合う
◇舶来鉛筆向け
合成樹脂に混ぜ物をすると強度が落ちる場合があるのですが、フローリング上で踏んでも割れず歪みも生じませんでした。アスファルト上でブーツで踏んだら潰れるかもしれませんが試してはいません。
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