NOTEBOOK

更新履歴や本の感想や日々の記録

2015 11.15 Sunday


映画の感想

Category:感想

ハーモニーを観ました。
すごく…百合でした…。
あとはネタバレになるので畳みます。

追記を読む

全体として概ね原作に忠実で良かった。
屍者の帝国は映像美に圧倒されましたのに比べ、ハーモニーは人のアップが多くてシンプルな画面という印象。
生府の管理下の世界の景色は、イメージとは違っていたのですが、よく練られているなーと思いました。
角がない教室とか。

予想してたより五割増しくらいのグロさ。
展開を知らなかったら衝撃を受けるんじゃないかな…。
重要な説明がいくつか省かれてた(脳関門とか)ような気がするんですが、原作未読の人がどこまで理解できるのか知りたい。

良かったところ、印象的だったところは
・ミァハがピアノを弾くシーン
・トァンがキアンの死に際を追体験するシーン
・ヌァザとヴァシロフの最期のシーンで絨毯がはためいているところ
かな…。霧慧パパがなんかイケメンでした。
なんといってもミァハの印象が強かった。
ミァハが喋るたびにいい意味でぞくっとした。

原作で一番好きなシーンである、高校生のときの3人がお弁当食べるシーンと、ヴァシロフを撃つときのトァンの心情描写が無かったのがちょっと悲しみ。
あと最後にトァンがミァハを撃つ理由。あれを変えたのは賛否ありそう。
エンドロール後にわたしたちは幸せだ、とか始まるのかと思ったら何もありませんでしたとさ。

見終わって、ハーモニーを読み返したいなあと感じました。
大体映像化って原作を超えられないものだと思いますが、劇場版も別物として好きです。
屍者の帝国ハーモニー虐殺器官のBlu-rayを3枚揃えたいので虐殺器官のスタッフの方々どうか頑張って下さいお願いします。

2015 11.1 Sunday


本編、番外編更新

Category:更新履歴

▽青とエスケペイド本編"僕の青の理由"を5ページ公開
まだ一話分完結してないのですが、とりあえずこれだけ…。
あと2、3ページで終わるといいなうん。
年内完結目指します。ここが過ぎればもだもだ考えてるだけの主人公から脱却できるはずなんだ…。

▽番外編"赤い夢を見る"を公開
久しぶりの if の話です。めっちゃ暗いし救いがない結末になってしまいました。
こういう結末の話、自分で読むのはどっちかというと苦手なんですが、書くのは割と好きだという矛盾。

イラストページにアップしたハロウィーン絵はもう阿呆みたいな内容なのに、昨日の今日でこの落差は何なんだと自分で頭抱えてます。

2015 11.1 Sunday


読んだ本の感想

Category:感想

ちょっと長くなったので畳んでおきます。

追記を読む

##amz_4150311668#S#虐殺器官の50年後の世界を描いた、伊藤計劃氏の最後の長編です。
細部も全体も凄まじい完成度なのは言わずもがなという感じで、感想も"とにかく凄いからみんな読んでほしい"以外にないという…。
虐殺器官がとてもハードで淡々としていた印象だったのに対して、少し柔らかい雰囲気で取っつきやすいかもしれません。
虐殺器官のものすごい勢いのある文章とはちょっと違って、丁寧に時間をかけて書いたのかなあと感じました。
伊藤計劃の長編の新刊が永遠に出ないことが残念でなりません。

##amz_4101200211#S#本と本のあいだに生まれる本"幻書"と、幻書とともに生きる一族の物語です。
タイトルと表紙と森見氏の推薦文に惹かれて衝動買いしたのですが、これ、自分の読書史上稀に見る大当たりでした。
訳の分からない熱量で書かれてる本大好きです。
航空機事故や太平洋戦争の描写がかなり胸に迫るものがあって、ふわふわ楽しい愉快なだけの内容ではないのですが、たくさんの人に読んでもらえたらいいなあと思います。
ここの文章いい! と感じたところに付箋を貼りながら読んだら、結局30枚くらい使いました。

##amz_4048655418#S#表紙にホイホイされ、ネットで立ち読みしたら続きがどうしても気になり、購入するに至った本です。
"呪い"によって異能を得た人々の思惑が絡まりあって物語が進むのですが、腹に一物あるキャラクターばかりで非常にこう、自分が好きなタイプの話でした。
こういう薄暗いのっていいですよね。淡々とスピーディに話が進むので読むのを止められなくなります。
伊坂幸太郎のグラスホッパーとかマリアビートルが好きな人はきっと好きだと思います。
続編出ないかな!

2015 10.18 Sunday


番外編更新

Category:更新履歴

青とエスケペイドの番外編に"ヴァイオリンとピアノ"を追加しました。
敵方の人たちの話です。自分の好きな曲の描写が書きたかっただけ、と言ってしまえばそれまでのもの。

しかし久しぶりの更新になってしまいました。
月1で何かしら更新してたので、9月に何も更新できなかったのがすごく悔やまれます…。
イラストページに絵を追加したりはしてたんですが、文章書かないとこちらにお知らせすることがないので。

本編があまりにも遅々として進まないため、これまでは1話まるまる書いてから公開してましたが、1ページごとの公開に切り替えたいと思います。
年内に書き終えられるだろうか…。
あと本の感想も書きたい。


お酒が入るとまるでダメになるマンです

2015 10.18 Sunday


映画の感想

Category:感想

2年ぶりくらいに映画館で映画を観ました。
「屍者の帝国」です。
映画館という場所が苦手(なぜかやたら緊張する)なのですが、いざ始まったら食いいるように見入ってしまいました。
すごくネタバレなので畳んでおきます。

追記を読む

まずめっちゃ映像がきれい。ロンドンとか山岳地帯とか背景がすごく美しかった。
パンチカードとか解析機関のデザインがすごい作り込まれてて、なるほどあれはこういうものなのかと思いながら観ていた。

カラマーゾフに会うまではイメージどおりの風景で感動。
クラソートキンの顛末については、驚きすぎて心の中で叫ぶ。
日本の手記のエピソードからはだいぶ改変が入ってましたね。とりあえず山澤さんの眉毛…。
ふんどしにはっぴ姿のバーナビーには笑いを耐えられなかった。

というか原作でもバーナビーが一番好きなのですが、映画のバーナビーかわいすぎる。
ふんどしはっぴ鉢巻き姿で戦うバーナビーおもしろすぎかわいい、飲んだくれすぎるバーナビーかわいい、いいところ全部持っていくバーナビーかわいい…。
あとハダリーがめちゃくちゃかっこよかったです惚れた。

フライデーの扱いが原作とだいぶ異なるのはホームページのあらすじを読んで予想していたのですが、あれほどまでとは思ってなかった。
色んな人のクズ度が増してて良かったです。カラマーゾフとかワトソンとかMとかワトソンとかバトラーとかワトソンとか。
ワトソンが原作の10倍くらいクズでした。好き。

エンドロール眺めてたらキャストにシャーロック・ホームズって出てきて、え??どこで出てきたっけ?と考え込む。
そしたら最後のシーンに出てきて全部持ってかれた。ホームズシリーズ大好きなので、ホ、ホームズーー!!と叫びました(心の中で)。
あのホームズとワトソンで何かひとつ見たいです。
あのワンシーンだけなんてもったいねーーー

原作ファンですが映画版も好きです。
バーナビーがかわいかったので何でもいいです。

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