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カロン/ギラティナ


何も分からないだろうな。その小さな世界が全てのお前らには

俺/お前/呼び捨て
【役職】最高管理(裏)
【好物】チョコレート

 死と秩序の破壊を象徴する神。世界の裏側に属し唯一の住人として管理している。いつも不機嫌そうなしかめっ面をしている。ノールの配慮で表の世界にも存在することができるが、本当の意味で表の世界には属せず、世界を創ったノールや表の世界を嫌っている。死者が冥府の河を無事渡っていけるようにと人間が墓に硬貨を供えるので、それらを回収しに墓地へ出没するが、その所為か死神なんて呼ばれたりして人間にもいい印象は持っていない。
 表の世界と裏の世界の行き来は、カロンが普段常駐している送りの泉の出入口のみと、空間を管理するリースにしつこく言われているが、約束を守った試しはない。障害物の多い表の世界を移動するより裏の世界を通ったほうが速く、2つを行き来することで瞬間移動のような芸当も可能。表の世界のものを裏の世界に持ってくることも可能だが、カロンが存在を認めないものは消滅する。
 『表の世界のもの』を受け入れない『裏の世界そのもの』であるカロンは、相手が表の世界に属するものなら何であっても(文字通り)消滅させること出来るため、周囲の神官らから畏怖の目を向けられている。



【T】 世界が終わってしまったことなど知らず変わりなく過ごしていた2周目世界でノールに書庫の鍵を託され、歴史書庫を頼りに1周目世界が消滅してしまった原因とその対処に奔走。途中、自分がイエロに殺されたことが世界消滅の原因になってしまったことを思い出し苦悩するが、人間と接するうちに、表の世界はもう自分と無関係ではないと考え、滅びの運命に抗い戦うことを決める。
 イエロ討伐後、修復不可能となった世界を1から創り変えるというノールの方針に反発したため殺されてしまうが、死の際に現れたスプラに3周目世界を再生することを告げられ、未来の安寧を託された。
 3周目世界では、もう二度と大切なものをなくさないよう、スプラによる強制的な3周目世界の形成による弊害の対処のため行動している。

【V】 ある日突然『監視者』であるノールが去り世界が崩壊の危機に瀕した。カロンは表の世界の全てを裏の世界に取り込み、自身とメディセインを監視者として据えることで難を逃れたかに見えたが、それも『アルセウス』らが世界を消費する前段階の合図として立てた筋書きの一部にすぎなかった。神と呼ばれた者たちは『アルセウス』らの目的を完遂させるためにつくられた道具でしかないことを知り、カロンは彼らに反旗を翻すことを決意する。

(!) カロンらはノールの存在する上位次元に干渉することはおろか認識することもできないため、現在のところ具体的な解決策は見えていない。反転した世界ではかつて神と呼ばれたものたちは軒並み消滅したと思われていたが、スプラの生存を知り、残った神官を招集するために協力者を集っている(『監視者』であるカロンは行動を制限されているため)。
 太古にノールが『世界の外側』に追いやった『人の存在そのもの』を司る神ケントニス・ラグバ・ドゥーフの元に廿里を向かわせたが、帰還の連絡はまだない。






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