||| Nov 28, 2012   




「せんせ、大好きです」

「俺も黒子くんの事好きだぞー」

「そうですか。じゃあここにはんこ押してくれませんか?」


そう言って渡されたのは婚姻届。

すでに夫のところには黒子くんの名前が書いてある。


「黒子くん。男同士では結婚できないんだぞ?」

「いいえできます。外国に行けばできると教えてもらいました」


だから、僕が16歳になって結婚できる年になったら外国で結婚式あげましょう。

独身男性水無月燐(22)は幼稚園児から盛大な告白をされた。


Krk
・黒子→主人公
・幼稚園教諭主人公
・ありがちネタ


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com:0  at 17:19

||| Nov 24, 2012   





「おい、水無月!お前身長いくつだった!?」


今日は身体計測。

どれだけ成長しているか楽しみな時間。

そんな中、慌ただしく教室にやってくる小さな体・・・椎名がやってきた。


「んあ?椎名か。んー170cmかな?去年より6cm伸びたよ」

「何ぃ?6cmだと?そんなにニョキニョキ伸びて何の特になるんだよ。別にバスケとかサッカーとか身長に有利なスポーツしてるわけでもないのにさ。水無月はあと10cmぐらい身長縮めばいいんだ」

「えーだって伸びるものはしょうがないよ。それより椎名が伸びればいい話だろ?」

「っ〜!!!それができたら苦労しないよっバカっ!」


椎名は怒りが頂点に来たのか俺の頬を力いっぱい叩いて教室から出て行ってしまった。

俺と椎名のこんな会話はクラスでは軽く名物になっている。


「おーおー。旦那が怒っちゃったな、水無月」

「旦那って椎名のことか?」

「それ以外に誰がいるよ?」


クラスメイトは俺を見ながらニヤニヤ笑っていた。



笛!
・飛葉中3年
・高身長主
・椎名とは恋人関係



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com:0  at 17:51

||| Nov 23, 2012   






マサラは まっしろ はじまりのいろ。

その文字のごとくポケモントレーナーはここマサラタウンから始まる事が多い。

ここにはオーキド博士の研究所があって、オーキド博士から最初のポケモンとポケモン図鑑を貰って出発する。

もちろん俺もそうだった。


「ねえ、本当に明日言っちゃうの?」


赤い瞳が行かないで、と訴える。

俺はレッドの黒い髪をわしゃわしゃと撫で回し抱きしめる。


「ああ。お前たちと出発したかったけどね」

「じゃああと5年ぐらい待ってくれよ!」

「5年は流石に長いよ、グリーン。俺だって旅はしたいんだ」


レッドとグリーン。

彼らはマサラタウンの中でもちょっと不思議な子供。

周りの子供たちも2人とは進んで遊びにやってこない。

そんな姿を見かねて俺は旅の出発を3年引き伸ばした。

もう13歳。そろそろマサラタウン以外のことも知りたい年頃。

最近はレッドもグリーンも周りの子供たちとも普通に遊べるようになってきた。


「っじゃあ5年後。カントーの何処かで俺とバトルしてくれ!」

「俺も・・・」

「いいよ。じゃあお前たちが俺に勝てたら―――」





pkmn
・年上ロケット団幹部主
・レッドとグリーン



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com:0  at 06:45

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