||| Dec 09, 2012   




部活終了後に部室に来い。


そう簡素なメールが赤司から届いたのは部活が始まる数分前。

俺は図書室で時間を潰しいい頃合を見て部室棟のバスケ部の部室へと足を運ぶ。

ガチャ


「赤司?なんのようだ?」

「やあ、真白」


バタン


何も見ていない。

赤司たちが猫耳と尻尾が生えて優雅にたむろってるとか見ていない。


「そこ冷えるんで部室に入ってきたらどうですか?」

「ひっ!黒、子・・・」

「はい、黒子です。真白くんほら入りましょうよ」


いつの間に俺の背後にいたか分からない黒子が背中を押して部室へと入る。



「よぉ。久遠」

「真白っちー!」


ブンブンと手を振るクラスメイトの青峰と黄瀬。

180を超える男子が猫耳とか笑えない。




Krk(永久に 番外編)
・キセキ
・攻め側が猫耳、尻尾









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com:0  at 00:14

||| Dec 07, 2012   



黒子 Side


朝、火神くんの家で泊まった僕たちは目覚めて驚愕しました。


「なんだのだよ。これは・・・」

「いっひっひっひ。真ちゃん猫耳とかウける・・・あひゃひゃ」

「高尾くん。笑いすぎです。あとキミにも付いてます」

「・・・oh」

「変態にオプションがつきやがった」


僕たちに猫耳が生えてました。ご丁寧に尻尾も。

先輩に生えてるならそりゃあもう可愛らしいでしょう。

むしろ今からでも襲いたい気分です。

しかし、生えたのは僕たち。萎えるにもほどがあります。


「にしても可愛いな。お前ら。ププッ」

「何笑ってやがる・・・ですか」

「もー歩ちゃん先輩にだったら絶対可愛いのにさ〜!」

「全くなのだよ」



Krk(モテたい!番外編)
・黒火緑高
・攻め側に猫耳、尻尾
・少しアレな表現あるかも
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com:0  at 02:28

||| Dec 02, 2012   




「あ!水無月さん!」

「ん?ああキミは確か、黒子くんの同級生の・・・」

「黄瀬涼太っス!」



買い出しを終えて寮へ帰る途中、以前黒子くんから聞いていた少年。

黄瀬涼太くんと出会った。

モデルをしてると聞いていたけど本当にイケメン。

俺と同じ男なのになぁとしみじみと見てしまう。


「っそんなに見られると恥ずかしい、です」

「ああ。ごめんごめん。あまりにもイケメンだからつい見とれちゃって」


黄瀬くんは顔を真っ赤にして口元に手を当てる。

モデルだから見られるのは慣れっこかと思ったけどそうじゃないみたいだ。


「あ、今から少し時間ありますか?ちょっと来てもらいたい所があるんス」

「うーん。1時間ぐらいならあるけどそれぐらいでいい?」

「十分!さっ行きましょ」



Krk
・短編「我らが寮父さん」番外編
・キセキ

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com:0  at 04:27

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