刄cイログ @airi_15ore
ついったでやった140字練習(追記におまけ有)や短文練習です

結斗くん
女に騒がれ慣れてる生活で感覚が麻痺してるのかもしれない。あからさまな好意を向けられると心地好いのかもしれない。俺に見せる笑顔は俺への媚態で、身近にいるからこそそれに狂わされているのかもしれない。本当に好きなのか、本当にあいつじゃなきゃだめなのか。そんなこと、ない気がしてきた。more

岩融
随分経つのに彼は止めてくれない。秘肉を指で押し開いて唾液を注ぎ、丹念に舌で塗り込まれる。お腹の奥が切なく疼き、これ以上我慢ができなかった。
「もう、いいから、っ」
羞恥に耐えて細い声を漏らすと、チラッと視線を合わせた彼が舌を引き抜く。ぬちゃん、と舌に糸を引いて更に羞恥を煽られた。

銀時
「おう、お疲れ」
靴も揃えずに部屋に駆け込むと彼がソファに座ったまま片手を上げる。疲れていた。さっきまでくたくただったはずなのに、彼の顔を見た瞬間肩の力が抜ける気がするのだ。
「う…ありがと、泣きそ…」
「何だよ、今日も俺がかっこよすぎる?」
へら、と笑う彼に飛び付く。癒し系というには程遠いがっしりとした体格に少し細い目。それでもわたしにとっては最大の癒しだ。
「パピコ食べたい…」
「なぁんだよ、買いに行けってか?」
「一緒に行かない?」
ちょっと甘えた声でねだると彼は少し笑ってわたしの髪を掻き乱す。立ち上がってくれたのを見て、指を絡めた。

髭切
おいで、と微笑まれておずおずと近寄ると、腰を抱き抱えられて軽々と持ち上げられてしまう。胡座をかいた上にちょこんと乗ると何だか落ち着かない。重たくないのかな、なんてしつこく聞いても仕方ないからもう聞かないけど、やっぱり何度されても慣れないのだ。more

鶴丸
真っ赤に染まる戦装束に血の気が引く。人間と違って時間遡行軍は血を流さないからだ。返り血ではない血が白を赤く汚している、つまり、これは。
「おいおいどうした…」more

愁平くん
「愁平くぅん…」
甘えた声色に愁平くんは片眉をぴくりと反応させました。この甘ったるい媚びた声を、どういうときに遣うものかを分かっているからです。
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倶利伽羅
おずおずと彼に近付くと、眠っていたはずの彼はぱちりと目を開いてしまう。まだ触れていないというのに勘が鋭い。驚いて瞬きを繰り返すと、ぷいと顔を逸らされてしまった。
「やっぱりあんたか」
「え、」
やっぱり、なんて言われるとは思わなかった。こうしてちょっかいを出すのは初めての試みだ。more

チョロ松
「ほんっと上達しないよね…」
うんざりしたような声に肩を上げる。私には男性経験がないが、初めてのわりには頑張っている方だと思っていた。それでも彼が望んでいるのは私の努力ではなく、より強い快感。結果上達しなければ捨てられてしまう。
「ん、むぁ…っ、」
なるべく口いっぱいに頬張った。more

清光
「なぁに?疲れちゃった?」
甘えたくなってこくんと頷くと、彼は数瞬目を丸くした。素直な私は格好悪いだろうか。後悔したところでもう遅いが居心地が悪くなって、ちら、と視線を遣ると手首を引っ掴んで抱き寄せられる。小さく声が漏れそうになるが、唇は直ぐに彼の肩口へと押し付けられてしまった。more

清光
彼には情緒不安定な日がある。私が他の刀剣と居ることや名前を呼ぶことを酷く嫌がり、勿論普段は全く気にしないので、たまにやってくるそれに戸惑うばかりだ。特に、こんな日に抱かれると。
「主…っ、主、っ」
痕を幾つも付け、彼は泣きながら私を乱暴に抱く。綺麗な涙。一体何が不安なのだろう。more

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