まだ歩きはじめたこどものような体躯をさらして、ぼくは何度もあふれだす生に行き場をうしなう。
(残り5題)
花は縊るべく悩ましい
(pdl / 真波山岳)
誰もが胎児となりゆく夜へ
(utpr / 寿嶺二)
柔らかに息絶えた感情を呼べ
(tns / 丸井ブン太)
04 あんたの心臓に生まれたかったのさ
05 アダムとイヴの真似事
06 ふたりぼっちの影法師
咲くならば散るも潔し
(キルラキル / 猿投山渦)
08 孤独を甘やかす温度を頂戴
09 逢うて別れて愛しくてさらば
寄り添うにいじらしく春よ
(krk / 緑間真太郎)
title:浮世座