青地に黄色がよく映える学童向けかきかたえんぴつ。ドイツ語でSchreiblernstift, 英語でEasy Learnerです。発売年不詳、ドイツ製?
公称軸径9mmよりわずかに太く約φ9.3mm(内接円径約8.7)×175, 芯径3.7mm, 約5.5g, 先付け鉛筆(芯先が削られて出荷される鉛筆)、封蝋あり、PEFC認証材使用。
複数の店で買ったら品番が87100と1730101の二種ありました。製造時期で異なるようです。
87100銘:
[CEロゴ] GERMANY [同社ロゴ]LYRA
Schreiblernstift 87100
[バーコード]
Easy Learner ━ B ━
1730101銘:
Schreiblernstift・
Easy Learner - B - [同社ロゴ]LYRA Germany
[バーコード] 1730101
●芯硬度Bのみ、なんですが私の感覚に間違いなければBとHBが混在しています。
分度器ドットコムで買った87100はBだったけれどイーオフィス(Amazonマーケットプレイス)で買った1730101はHBなかんじでした。
品番変更に伴い仕様変更されたのかと思ったんですが、イーオフィスでもう一本買ったらBでした。表記はすべてB。
リラのカタログ.pdfをみるとHB品番1290100もあるので、生産管理がけっこういいかげんなのではないかと。
●芯径が標準より1.85倍太いφ3.7mmありスケッチ等にも適し、長く描き続けられます。
ただ芯質はあまりよくありません。芯が折れるような不具合はないものの乾いた感触で、日本製に慣れた人々からすると良くは感じられないでしょう。
私は脂に浸した日本製の芯が好みではないので、さらさらした感触のこちらを好んでいます
●三角軸の側面が少しふくらんでおり、丸軸にちょっと似たかんじ。
わかりづらいんですが、隣の
ステッドラー テキストサーファードライよりちょっと丸みをおびています。
芯形状がとても特殊な同社カラーストライプ色鉛筆と同径。
ところで、尾端に木軸がそのまま現れていますが、これいったいどうなってんでしょうか。
ちょっともったいないけれど削ってみました。
芯が貫通していないんですね。最後まで使いきれないのはとても残念ですが、これはこれで合理的かもしれません。
上述の構造から補助軸が不要に思いますが一応、本品に合う補助軸は同社クレヨンホルダ4707100(旧品番7170)、4702100(旧品番7162)、カランダッシュ0012など。
先月、
先々月と鉛筆削りを紹介しておきながら、私はカッターで鉛筆を削ることがほとんどだったりします。けれども太軸鉛筆をうまく削れなくてもっぱら鉛筆削り器で削っています。
では削ってみましょう。
左)
ファーバーカステル 182797右)
M+R602三角軸は偏りやすいのですが、うまく削れますね。
ほかの三角軸鉛筆と。
a)ステッドラー マルスエルゴソフト150
b)北星鉛筆かきかた三角鉛筆
c)本品
d)
ステッドラー ノリスエルゴソフト153e)
ステッドラー テキストサーファードライ128 64f)
Koh-I-Noorトリオグラフ1830 次回はステッドラーの太軸三角鉛筆、ノリス エルゴソフト153。