一言なのに長いのだから作文はなおさらだらだら、
そのてん手しごとや感想やお知らせはだいぶん短め。

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この夏、SNS疲れから始まって何か自分でもよくわからない感じの鬱状態(だと思われる)で過ごしたわけなんだけど、ぼんやり考えていてふと浮かんだことをメモがわりに。
ちょっと前まで世の中きれいごとが多いよなって思ってたんです。
たとえば信教の自由とか。選挙権とか。
小学校で教わった頃から「でもうちは家が創価学会だから他を信じる自由はないし決まった政党に入れなきゃだめだし、法律で決まっていることが家の中で正しく行われているかっていったら必ずしもそうではない。倫理的なことも同様でいじめは良くないってみんな言うけどどこにでもあるもんな。現実を見ればわかる。所詮きれいごとよ」みたいな思考でした(要はクソガキのまま育った)。
まあ、成人してからキリスト教になったとかはあれはあれで努力して得たものだし。選挙も別に公明党に入れたくなければ確実に強制することはできないんだから適当に流せば良いんだけど親からすれば「選挙に行った＝公明党に入れた」ってなるし、入れてないって言っても信じてくれないし、それなら行かないことで意思を表明するしかなかった。順番としては完全に間違ってるのはわかってたけど、私にとっては親子関係で理解してもらうことの方が国がどうこうより大事だったわけです。きれいごとの世間は助けてくれないしね。そんな義理もないしね。
親が死んで色々な事情で家族がバラバラになって今の私は家族から何も強いられていない。戸籍の閲覧制限をかけてるからとりあえず見つかることもないし、もし今の住所の近所で見かけたら即通報する流れになっている。その意味では警察ってちゃんと動いてくれるんだなと実感するからきれいごととはさすがに呼べないけどそれはさておき。
(ただ事件当時、「被害者である私は加害者への重罰を要求しません。寛大な処置を願います」みたいなテンプレにサインしなきゃならなかったのはかなりきれいごとだったと思う。寛大なわけないだろ)
周囲が政治や戦争で憤慨しているのを見ると不思議だった。みんながそんなに世界に関心があるとはそれまで思ってもいなかったから。
だってずっときれいごとだったのになんで今さら騒ぐんだろう、みたいな違和感しかなかった。
静かに内省しない人の方が多いのかなとか。それはそもそも大きい声しかネットでは拾えないってだけのことだったり。
そして七月の選挙直前に元首相が銃撃されてその犯人が宗教二世ということでもうわけがわからなくなった。
わけがわからないけど急に気づいたことがある。
大人がきれいごとを言わなくなったらおしまいなんだよな。
これ。
自分が実態や精神年齢はともかくどう考えても大人と呼ばれる立場になって、子どもにむかって汚いことや絶望的なことは言いたくないんです。
どちらかというときれいごとでもいいから美しいことを言っていたい。それをきれいごとと判断するかは本人たちに任せたい。
と、思うかたわらで最近はあまりきれいなことを言う人を見かけなくなった気がする。まったくいないわけじゃないけど少数だし声は大きくない。そういう貴重な人たちとだけ交流していられれば良いやとも思ったけど私はそこまで器用になれない。
今やきれいなことを大声で言うのは人が死んだ時ぐらい。それも死に方によるし、死んでしばらくしてから色々なことが明るみに出ると途端に汚いことを言うようになる。
これこそまさにきれいごとなんだけど、私は汚いことを聞くのが嫌なんだな……と、気づいた。
何だかんだとツイッターはアカウントを作り直して七月まで四年間つかってたアカウントは休眠状態にしてある。夏の間にリムーブしたフォロワー数は二百ぐらい。
今はフォローもフォロワーも十人ちょっとであまり仲よくもしないで特に呟きもしないでただぼんやり本を読んでいる。
うまくまとまらないけど、きれいごとをきれいごととわかって伝えていく年代になって罵詈雑言への耐性が弱まったのかも。
穏やかに息をしていたいんだよ。何かつきつめると多分それたけ。



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新しい病院(仮)の初診予約をとった。来月あたま。(仮)なのはまだそこに継続的に通院することを確定してないから。ギリギリ歩いていける距離だしよほど変でなければ正式に転院するとは思う。あとカウンセリングを受けられるなら転院したい。
私の最大の問題はしっかりしすぎていて元気に思われてしまうこと。なので「元気そうだね」って言われても「いえそう見えるかもしれませんが実は結構つらいんです」と答えた時にそれを受け入れて話を聞いてもらいたい。今のところだと「でも元気そうだよ大丈夫でしょ」「大丈夫じゃないんです」の押し問答で終わっちゃって薬の話もできない状態が当たり前みたいになってるからやっぱりもう無理だな。新しいところではちゃんと患者らしく見えるよう振る舞わないと。とか考えてそれはそれで何か違うよなあ……どうすれば深刻さが伝わるかなあ……と延々と考えてるうちに面倒くさくなって死んですべて終わらせたくなる。「元気そうだね」って言われて素直に喜べるような回復の仕方をしたいだけなんだけどなんでこんなに難しいんだろう。やり方が悪いのかな。私が悪いのかな。面倒くさいな。死んで終わらせたいな。ってぐるぐるしてる。



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なんかサークル機能が追加されたらしいけど別に実装されなくてもdiscordやps4機能や何ならDMグループを活用してフォロワー同士のオチサークルは前からあったもんな。何故かあちこちで誘われてとりあえず参加してしまったことを恥じている。もうやりたくないことはしない。孤立してもいい。悪口こわいんだよ。



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さわやかな九月の朝から「ゲーム動画への誹謗中傷なんて許せない、思想なら誹謗中傷していいけど」とかいうツイートにげんなりしたのでさくさくリムーブしてきた。ついでに他にも複数人。アカウント削除はしないけどもうあそこで呟くことはないな。



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夏目漱石の『こゝろ』を十年ぶりぐらいに読み返していて気づいた。
わたしいつの間にか先生の年齢を通り越してるわ。
はっきりとは書かれてないけど文脈からして年下だわ、先生ったら。
アニメやマンガだともう自分と同世代のメインキャラがいれば御の字とはいえついに文学の世界までそう来たか……いや既に純文学になるような時代だとそもそも平均寿命が短かったわけでね？二十代で作家になりましたとか当時としては遅咲きだったりでね？でも文ストの夏目先生なら確実に年上だぞ！たぶん！
ってうっかりぐぐったら文ストの森さんが四十歳とかやめろよ！福沢社長が四十代の可能性でてきたじゃん！もうぐぐらない！



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