十四番隊隊記。

設定

□THE DEATH AND THE STRAWBERRY
我らは　姿無きが故に　それを畏れ

□GOODBYE PARAKEET, GOODNITE MY SISTA
人が希望を持ち得るのは
死が目に見えぬものであるからだ

□QUINCY ARCHER HATES YOU
ぼくたちは　ひかれあう
水滴のように　惑星のように
ぼくたちは　反発しあう
磁石のように　肌の色のように

□THE DEATH TRILOGY OVERTURE
そう、我々に運命などない
無知と恐怖にのまれ
足を踏み外したものたちだけが
運命と呼ばれる濁流の中へと
堕ちてゆくのだ

□FOURTEEN DAYS FOR CONSPIRACY
ああ　おれたちは皆
眼をあけたまま
空を飛ぶ夢を見てるんだ

□TATTOO ON THE SKY
俺たちは　手を伸ばす
雲を払い　空を貫き
月と火星は掴めても
真実には　まだ届かない

□FROWER ON THE PRECIPICE
我々が岸壁の花を美しく思うのは
我々が岸壁に足を止めてしまうからだ
恐れなき　その花のように
空へと踏み出せずにいるからだ

□THE DEATHBERRY RETURNS
あなたの影は　密やかに
行くあての無い　毒針のように
私の歩みを縫い付ける
あなたの光は　しなやかに
給水塔を打つ　落雷のように
私の命の源を断つ

□THE BLACK MOON RISING
そう、何ものも　私の世界を　変えられはしない

□PAST THE SINK IN THE DARK
鎖が　身体を締め付ける
魂が　それを離すまいと引き寄せ離さない
ずっと求めていたのだ　きっと
自身を貫きし天から振り落ちてくるという刃を
刃という名の　咎を