077 『ふふ、戻ってこれなくなるのは自分なのにね』
078 「あなたのことが大好きなんだよ…?」
079 こうしてみると時間が過ぎるのが早く感じる
080 お金持ちのお嬢様が考えそうなこと
081 「もしかして、お化けは嫌いだった?」
082 『あなたも一緒に、堕ちない?』
083 それは自分の思い込みだとも思わずに
084 本当に伝えたいことが、伝わらないなんて
085 「私≠ノ、あんたたちなんかいらない」
086 そう……もっと、自分を責めて?
087 一体、アタシ達の何が違ったのかしらね?
088 命が一つ失われるかもしれないという…覚悟
089 すでに結末がこうなることを予告していたんだ
090 俺は――――――何度否定した?
091 アタシの計画は……すでに、狂っていたんだ
092 『あなたはこの場から失せてくれない?』
093 ……本当にあなたたちとの出会いが嬉しかったよ?
094 そんなの…アタシにはできないこと
095 アタシはふと、ある考えが頭を過ぎった
096 どうやったらああやって笑えるかな
097 もう、アタシはそんなの耐えられないの
098 『別に、あなたの所為じゃないわよ』
099 その時と同じ顔しないで
100 どうしてそこまで、アタシを想ってくれるの?
101 「ごめんね、こんなお姉ちゃんで……」
102 「君はまた俺たちに嫌われようとしているんでしょ?」
103 皆の気持ちが何より知りたかった
104 皆は、やっぱり昔の優しい皆のままだった
105 走馬灯のように、皆の言葉が脳裏を過る
106 答えはいくら探しても見つからないまま
107 ……私を一緒に連れて行って
108 「……いつまでも、過去ばかり見るんじゃねえ」
109 「私ね…皆のこと、嫌いになりそうだった」
110 「……今ここに、もう一度約束させてくれ」
111 ようやく、皆で理解することができるね
112 「ありがとう」
113 「アタシ……後悔なんてしてないよ」
114 「だからね……私、願ってるよ」
115 「何より、誰より……大好きだ……」
116 それは、私が胸を張って言えること
最終話 もう一度、強く歩んでいくよ
番外編 自分ももっと、幸せになる努力をしなきゃ