Tin ice in the sun

〈怪奇的で不思議なもの〉の人類学

読了〜〜 の報告をしていなかったっぽいと本棚を見ていて思った。 人類学ということでホントに多岐にわたる世界をいろんなところから論じている訳だが、その中でも「お化け」の話をしていて面白かった。お化けが好きなので……。 第一部は日本の妖怪と神様の話。 第二部は民話メインの話。 第三部はネット都市伝説とかの話。 ただまあ、過去の論文あつめましたーみたいな形なので単体でおすすめ出来るかと言われると微妙なところではある。持論の展開はまた別の単著を出すらしいのでそちらに期待。 ゴリラ女房なるものは初めて聞いたのに第二部に収録されてて驚いた。まじで知らない……。 単純に言えば、研究のまとめが概論で読み進められるので大学生などで初心者向けなのかもという気持ちはある。 創作の参考になるかどうかで言えばならない!! けど、こういった本は買って損がないという気持ちがあるので欲しい人は早めに買おう!(これ電子書籍ちゃんと出るのかなあ)


  • 8th.Apr
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