Tin ice in the sun

オリンピア

本の表紙画像

2月に読んだんだけど感想書いてなかったなー。 CAVA BOOKSさんの配本サービスで届きました。最近、このサービスで届く本が大体自分のチェックしてる本なのでなんとも言い難い気分になります。 さて感想。 ざっくり言えば、オリンピックととある移民の家族のお話です。 何度か喋ってますが、移民のお話を見る度に「分からん……」になります。それこそ、自分が語っていいのか毎回疑問です。 でも、このお話での移民とは「生きるためには仕方がない」というお話で、そしてオリンピックを見る度に「自分の故郷とは」という感覚とスポーツへの情熱を見せるのです。 この故郷の感覚と、スポーツの感覚の重ね方が劇的にうまいな!? と感動していたのですがあとがきを読んだ時に「読みやすい文体では無い」と書かれていて驚きましたね……。へんな翻訳小説よりよっぽど面白かったですが……。(突然の某出版社の悪口が出そうになる。) あと装丁やデザインも面白かったですね! ひとり出版社系を管理人は応援しております。


  • 4th.Mar
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