Tin ice in the sun

映画論の冒険者たち

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東京大学出版会のこういう本たち好き。 映画論の導入まとめって感じです。掘り下げてもらうことが前提にある。 でも最後についている「この評論家を学ぶならこの本!」とか注釈とか諸々あるので結構助かります。ただまあ、映画が好きってだけで読む本ではないかな。映画論とかそういうところに興味があって、リュミエール兄弟から続く映画の世界と批評の関係性が好きな人は好きだと思います。 おすすめとは言わないかな……。 あとA4冊子1段組という組版チェック好き人間には面白い事例だわHAHAHA! の気持ちはある。いいね、こういうのま。 でも体系的というか凄くざっくり「この人たちはこう! こう! こう!」とバシバシ出してくれるのでまるで講義を受けてるみたいでした。大学時代の映像美学の講義を思い出しますふふふ。


  • 16th.Jan
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