Tin ice in the sun

私の彼女と女友達

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これも読み終わりました。幽霊たち(ゴースト)のお話でしたね、割合。 癖のあるお話だったので中々入り込むのが難しかったけれど、おばさんたちが「あんたは悪くない」と肯定してくれたり、自分の考えを変えてくれたりと 今まで読んだ本では見なかったおばさんになっても変わる人間、がベースにあり楽しかったです。 表題作。「同性だから好きになったんじゃなくて、好きになったのがたまたま同性だっただけ」の言説に対して「どんな気づきをしようと勝手だけど、こっちを利用しないで」と語ってるのとても良かった。 純愛としての言葉の表現は時たま異性愛規範にまみれているなーと思う時がある。そういう社会で育ったからそうなりがちなのは分かるけど、自分でもセーブしたいところ。 最終的な結論 そんなに好きじゃないっすね……。


  • 1st.Nov
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