Tin ice in the sun

花びらとその他の不穏な物語

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おもしろかった〜〜。メキシコの作家。舞台となった場所はいろいろなんだけど、それぞれの「へんてこりんな世界」を信じきって頼りきって生きているのがとてもよかった。奇抜さがただ静かに受け入れられている世界のお話。生きている人たちの話だ。 ハマるか?? と思ったんだけど、東京が舞台の盆栽という話で「自分はサボテン、妻はつる植物だ」という感覚がよかったな。相互不理解にきづける物語だった。 タイトルのセンスがいい。全然表題作とかなく、このタイトルなのがいい。 どっちかっていうと前作の「赤い魚の夫婦」の方が好きだったかもしれんーはあります。そして今みると「あれ感想書いてない??」になったのでまた今度あげます。 忘れたんだな。 現代書館の奥付 とてもよかったな。 活字で利用できない方のためのデータ請求券、録音図書、点字図書、拡大写本を作ってもいいよーの許可を最初から出してる。おもしろいですね。


  • 1st.Nov
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