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コクヨS&T カドケシスティック ケシ-HU600
2009/05/06 06:00


カドケシスティックみたいな姿の深海生物きっといる、と思ったが自然はそこまで珍妙ではなかった。
海洋堂でもキャドバリーヤウイでも、半透明消しゴムを素材に深海生物消しゴムを造っていたなら、第三次消しゴム人形ブームが訪れたに違いない。


コクヨS&T 消しゴム[カドケシスティック](本体)ホワイト ケシ-HU600W
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 たくさんのカドで売れたコクヨカドケシを繰出式消しゴムとした製品。中国製。
消しゴムはスチレン系合成ゴムで、消しゴムも軸も5色。回転はトンボモノワンより軽く、一回転で5mm繰り出せます。

 カドケシであることを除けば、基本構成はモノワンと同じく、
・短い回転繰出式で、
・キャップと
・紐通し孔がある構成。
その紐通し孔はモノワンと違ってキャップに設けられ、分離可能になりました。
キャップはねじ式で軸尾に取付可能。

 凹みがあると消しゴムの形が崩れやすいためか堅めで、消し滓切れが悪く、実用範囲内ながら消字力も低め。
形状はただの角柱で良かったと思いますが、細くしたこと自体カドケシの存在を半ば否定しているだけに、この形をやめるわけにはいかなかったのでしょうね。
 ロルバーンMにカドケシスティックとモノワンを紐で取り付けると(矢印)、分離できる本品の利便性がわかります。
モノワンの場合、紐を長くしないとページの端(画像では右上隅)を消せないのです。
 モノワンはこの大きさの繰出式消しゴムの母型になった感がありますな。

 文具評論家を名乗りながらカドケシを使ったことがなく、興味を持ったこともありませんでした。
細かい箇所を消すにはカドだけでは不十分で、その細かい箇所が見やすくなければならず、求められているのは細さや薄さ、と考える私はカドケシを商品化したコクヨに感嘆しこそすれ実物には食指が動かなかったのです。

 細くなった本品は先行品を改良した良品の印象を持ちましたが、これをメモ帳にくくりつけて持ち歩くか、と問われれば、私は消字力に劣るとしても本品以上にメモ帳と一体化しやすく消字箇所が見易いトンボモノゼロかシードスレンディプラスを選びます。
カドケシスティックはモノワンと同じく筆入れで運ぶか机上に転がしておくものに思えます。


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