先月のシャーペンに続きトンボ替芯です。2015年10月発売、日本製。モノグラフワンDCD-121 (2020年製造中止)と同日発売でした。
0.3mm、20本入り、HB、B
0.5mm、40本入り、HB、B、2B
60mm長。
.3 / HBと.5 / Bを入手、店頭+通販購入。
前者を多く使いました。
●芯強度と書き味
.3 / HB芯を40mmの空隙に30mm間隔で二本渡すと、約25gの錘に耐えられ、30gでは折れました。
次に芯を約0.6mm繰り出し、筆記角度約60°で鉛直方向に力を加えると約850gで、替芯と直交するように力を加えると約450gで折れました。
書き味は宣伝通りなめらか。コクヨ ペルパネプノート ザラザラ原紙でもあまり紙面に引っかかることなく書けます。
とはいえ日本製全般がなめらかなので、平凡に感じるのは否めません。
硬さに欠けるため製図には適していませんが(そもそも硬芯が無い)、やわらかな感触で筆記に適しています。
ただし筆圧が強いひとには薦めません。
●蛍光灯反射
ト) 本品
三)
三菱ユニ芯UL-S-0.3-25 HBぺ)
ぺんてる新Ain C283-HBパ)
パイロット ネオックスG HRF3G-20-HBすべて.3mm / HB、紙はコクヨ大人キャンパス
- 1) 蛍光灯反射
- 他社製とあまり変わりません、ただしパイロットを除く
- 2) SEEDレーダーS-60で消す
- いずれもさっぱり消せます
- 3) ペーパータオルでこする
- 擦れるもののいずれも定着性良好
●替芯容器
ファーバーカステル スーパーポリマー芯やぺんてる旧Ain芯C-25*と並んで芯補充しやすくて良い容器。
1本出し、まとめ出しできる二ツの取り出し口があり、蓋を左右に滑らせて切り換えます。
.5mmでは1本、.3mmでは3本くらい出ます。
蓋を外そうとしましたが外せませんでした。
.3と.5しかないところに市場における同社の地位を窺えます。
芯補充しづらい替芯容器が増えてきた近年、本品の使いやすさは評価されてほしいところです。