実用的な消しゴムを組みこんだ
モノグラフシャーペンにゴムグリップをつけ、ポケットクリップを金属化したもの。2018年7月発売、日本製。
替えゴムER-MG。
中身はモノグラフDPA-131とおんなじ、あれには.3mmと.5mmがありますがこれは.5mmのみ。
クリップを滑動させるクリップノック式と、ペン軸を振って芯を繰り出すフレノック式(フレフレ、振出し式、シェーカー)兼用。
ノック負荷約240〜260g、芯繰出し量クリップノック時0.8mm、フレノック時0.6mm、残芯13mm。
・ゴムグリップは段差があるのみ、軟らかくもなく、悪くない感触、いややはりべたつきが出てきます。
・ポケットクリップに滑り止めが追加されて操作しやすくなりました。
フレノックは運搬中の振動で不意に芯を繰り出すことがあり、それを防ぐためクリップを押し上げて内蔵錘を固定できる仕組みになっています。
ノックボタンがあるはずの位置には回転繰出し式消しゴムが組みこまれています。
そのぶんノックしにくいはず、なのですがノック負荷が軽いこととフレノック式で補われています。
フレノックはシャカシャカうるさいんですけど、クリップノックでは静かで、音を気にするひとにも気にしないひとにも薦めます。
クリップが長くて手に干渉しやすいのがモノグラフの欠点です。
金属化で短くなればよかったのですけど、クリップが気になるひとには最新型
モノグラフライトDPA-12*等を薦めます。
◆替えゴムER-MG φ5.3mm×26、3コ入り、中国製。非塩ビ(オレフィン・スチレン系混合エラストマ)。
モノグラフ、
モノグラフマルチと共用。
消字力:良好〜優良
・モノグラフ購入時2014年から八年経っても劣化(硬化)が見られず、不精者にも薦められます。
消しゴム機構部は前身モノグラフDPA-131と同じものなのですが、金型を新規に製作したのか、僅かに寸法が異なり、交換しようとするとちょっと支障があります。
替えゴム交換では支障ありません。
上から
モノグラフゼロDPA-161φ2.3mm
モノグラフライトDPA-12*φ3.6
本品及びモノグラフDPA-13* φ5.3
モノグラフワンDCD-121 φ6.7
私がよく使うのは.7mm化したモノグラフマルチ。なので、これもなんとか.7mm化したいところです。
モノグラフワンも.7か.9だったら海外で売れたに違いないと思うんですが希望的観測でしょうか。
左から
モノグラフゼロDPA-161モノグラフライトDPA-12*モノグラフDPA-13*
本品
モノグラフマルチCPA-161モノグラフワンDCD-121
次回は
モノグラフライトシャープペンシルです。