パイロット 4+1ライト ブルーブラック
パイロット 4+1ライト ソフトグリーンBKHL-50R-SGマーケットプレイス品
パイロット4+1ライト;Amazon検索
ドクターグリップのようなゴムグリップつき太軸に、油性4色ボールペンと0.5mmシャーペンを組み込んだ多機能ペン(複合筆記具)。日本製? エコマークつき。
樹脂製クリップは独立したばねを持たない従来型。メモ帳の厚紙表紙にも差せますが、生地が薄いワイシャツのポケットからは落ちるので注意。
ゴムグリップは硬めで少しべたつく。三ヶ所がちょっとだけ面取りされ、強く握るとわずかに凹んで圧力を吸収します。
といっても、このグリップが凹むくらい強く握りしめる人は手書きをやめてキーボード入力にしたほうがいいと思います。
難を言えば、
ゼブラ クリップオンマルチに比べて芯先が少し見づらい。
スライドレバーの色は濃く、黒だけは灰色で見栄えはいいものの、暗がりでは見分けにくいのが短所。
パイロットは会議室でプロジェクタを使わないのかな。
レバーが角張っていること以外、その操作性にクリップオンマルチとの違いは感じられません。わずかにばねが堅いような気もしますが……
替芯BKRF-6F (φ3.1×98.5mm,0.7mmボール/字幅F,JIS油性B型,内径1.6mm)、筆記距離900m。
書き味は平凡。同社BSRFと共用可。クリップオンマルチは替芯をすんなりレバーから外せたのに対しこれは外しにくくて困った。
黒以外はペン先が色別されて地味に便利。緑インクの発色は明るめ。
替芯型式が同型の
三菱スタイルフィットや
ぺんてるスリッチーズ用替芯でゲル化可能。
シャーペンをノックするには、クリップ兼用スライドレバーを押し下げてシャーペンを出し、さらに押します。
芯補充はシャーペン機構部の金色部分を掴みながら引き抜いて行う、のですが、ここががっちりはまっていて堅い。
ボールペン替芯を全て外してから作業するといいです。
また、シャーペン機構部の口金は外せません。多機能用は本品に限らず芯折れを起こしやすいので、求む改善。
消しゴムはφ4.6mmで代用可。
その名は使われていませんが、本品はDr.グリップ4+1 BKHDR-1SR (1000円)の廉価版。
500円のこれは同価格のゼブラクリップオンマルチへの対抗品なわけで、クリップ以外は似たような製品。
どちらを選んでも大して変わりないのですが、替芯をゲル化する場合、本品に合うのは三菱スタイルフィット用やぺんてるスリッチーズ用で、同社コレトLHKRF-10C芯ではないことに注意。