||| Jan 11, 2013   




「皆ー大変だよー!」

「大変な事になったのだよ・・・一大事だ」


紫原と緑間はバタバタと走ってくる。

そうだな、と赤司は館の中でも大きな時計を見つめ呟く。


「時間、止まっちまったな」


そう。ただ時計が止まってしまったわけではない。

時ごと止まってしまったのだ。

もう朝はやってこずにずっと夜の暗闇の中で生活を余儀なく過ごすハメになってしまう。

が、館の住人はあまり動揺した様子は見受けられない。


「あれ、そういえばあの子いないっスね」

「そういえば。さっきから姿が見えません」


黄瀬はキョロキョロと先刻訪れた客人を探す。

黒子も思い出したように一緒になって探すが何処にもいない。


「・・・まあいい。どうせ逃げたって意味はないんだ」


赤司は扇子を口元へ持っていきほくそ笑む。

そんな姿を見て館の住人は口元を三日月型に歪めた。


「あー!」


黄瀬の大きな声に何事だと声のする方へと住人たちは向かって行った。


krk
・Crazy ∞ nighTパロ


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com:0  at 20:44

||| Jan 10, 2013   




「ここ・・・だよな?」


色あせた手紙を送った差出人の名前はなく、目の前の不気味な洋館へ来るように示されていた。

トントン

覚悟を決め、壊れた扉を叩き中の様子を伺う。


「誰かいませんかー?」

「んー?君は誰かな?困ってるっぽいね」


中から現れたのは長身の執事服を着た紫色の髪の男。

その男の後を追うようにバタバタと足音が聞こえてくる。


「ようこそっスー!」

「不思議の館へようこそ。歓迎しますよ」

「寒かっただろう?お茶を出してやるのだよ」


黄色と水色の髪の少年。

紫色の髪の男が大きい事をもっと際立たせる。

そして、その男とあまり変わらない緑の髪のメイド服を着た男は眼鏡のブリッジをあげまた中へと入っていく。

彼らは俺の姿を見るやいなやお互いに顔を見合わせニィーっと笑った。


「まあ夜遅くじゃ帰れって言うわけにもいかねーしなんかの縁だ。ゆっくりしろよ」


一際肌の黒い男が俺の肩をポンっと叩いた。



Krk
・Bnd∞End∞Nightパロ
・尻切れトンボ




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com:0  at 21:20

||| Dec 30, 2012   




俺にかかってきた1本の電話。


「歩さん!コ●ケでコスプレしませんか?」

「桃井ちゃん。ゴメン。断るっ!」


いつの間に知ったんだとかそんな話は置いておいて通話ボタンを切る。

コ●ケには行きたい。企業ブースとか好きな絵師さんのサークルにお邪魔して色々買いたい。

が、問題は何故コスプレをせねばならない!

俺に似合うようなキャラなんていねーし、第一桃井ちゃんの提案ってのが恐ろしい。

その数分後にまたメールが入ったが無視だ無視!

ピカピカと光る携帯を無視してゲームの続きを始める。

これが、俺の間違いだと気づかずに。



krk(モテたい!番外編)

・コ●ケネタ

・コスプレ


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com:0  at 22:36

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