猫は人間を便利な道具だと思っている
大好きなんです、匂いが。
そりゃあもうね、匂いが。
ニィニィ、ニャアニャア
(何かを訴えている)
(一話読み切り)
◇鈴木 芳秋
(ｽｽﾞｷ ﾖｼｱｷ･匂いﾌｪﾁ)
◆小泉 薫
(ｺｲｽﾞﾐ ｶｵﾙ･猫好き)
◇ｱﾒｼｮっぽい猫一匹
腹がへった何か食わせろ
しょうがねえな、触ってもいいぜ
出掛けんのかよ、つまんねえな
もう、帰ってきたのかよ
遊んでやるんだ、有り難く思え
猫の手も借りたい？
猫にあるのは前足だぜ
泣いてんのか？
ほれ、肉球触らせてやるよ
膝に乗ってやるんだから撫でろよな
お前はベッドの端っこに寝ろ
ちょっくら出かけてくるぜ
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