佐久早と古森と幼なじみちゃんが教室か、誰かの家か、とにかくなんか三人でいる時にふと佐久早の口元みたらうっすーらひげが生えてて、それに目を丸くしてガッて顔掴む幼なじみちゃん。
「!?」
「どうした!?」
「……聖臣、ひげ、生えてる!!」
わあ!ってびっくりしながら凝視する幼なじみちゃんに舌打ちする佐久早となんだそんなことかて笑う古森。
「いきなり顔掴むから何してんのかと思ったら」
「だって!ひげ!」
「オイ離せよ」
「ごめん、でも聖臣にひげ生えるとか。元也も生えてるの?」
「うっすらねー」
普通のことだよって感じで話す幼なじみたちに幼なじみちゃんはなんだか距離感というか、違いを感じて「二人とも男の子だったんだね」なんて返す。で、ウザがる佐久早にお構いなしに腕とか掴んでこの辺はそうでもない、とか言い出すししまいには「わきとか下も生えてるの?」とか聞いて欲しい。コイツ何しでかすつもりだって危機感じた佐久早がその瞬間に幼なじみちゃんの頭をガッて掴んでるのも見たい。
「痛い!!」
「お前のそのデリカシーのなさ、どうにかしろよ」
「キヨオミはもう少し女の子の扱いをどうにかして!!」
「あ?」
「そんなんだからキヨオミには彼女ができないんだよ!モトヤと違って!いたたたた!!」
「お前もいないくせに何言ってんの??」
「できるもん!」
「一生無理」っていうふたりの会話を古森には(一生できないで欲しいと思ってるくせに聖臣も素直じゃないなあ)て思いながら聞いてて欲しいわ。(ていうかある意味今初めてナマエから男認定受けたんだから、もう少し上手いこと言って意識させるよう仕向けるとかしたらいいのに。……それこそ聖臣には一生ムリか)って思った古森、「じゃあ誰もいなかったら、聖臣にすればいいんじゃない?」って爆弾発言投下する。
「は?」
「えー聖臣?うーん……でもそっか、聖臣も男の子だもんね」
ひげ生えてるし、って続ける幼なじみちゃん。
「じゃあ将来誰もいなくて、聖臣も好きな人いなかったら、私と結婚してね!」
幼なじみちゃんが恥ずかしげもなくいつも通りの、佐久早が好きだと思う笑顔向けてくる上に先にプロポーズ(と本人は思ってないけど)されたもんだから、佐久早はまた幼なじみちゃんの頭掴むよね。
「痛い!!」
「お前、本当、覚えとけよ」
「なにその悪役みたいなセリフ!!」
「じゃあ俺が証人ね」
大人になってから本当にドレスとタキシードに身を包むふたりがいるし、その間にはずっと見守ってた古森がいたらいいな〜
なんか前も似たような妄想メモ書いた気がするんですけど、こういう雰囲気の幼なじみ三人組、みたいなお話好きすぎて。いつか書きたいのでこれも脳直妄想メモとして残しておきます。佐久早の隣に真反対な夢主ちゃんっていう図も、振り回されてる佐久早の図も大好きです。
///2024/02/22 妄想ツイ comment 0///