同級生マネちゃんが好きな角名、侑と付き合ったと聞いて間接的にフラれるんだけど、年下マネちゃんとちょっと話す機会あってそこで「大丈夫ですか?」って言われる。勘のいい角名なので、なんでそんなこと聞くのかすぐ分かっちゃったから「……意地の悪い聞き方するね」て返す。
「角名先輩ほどやないと思いますけど」
「俺がいつ意地悪した?」
考え込む年下マネちゃん、思い当たる節はまあ確かにない。
「……見た目??」
「偏見じゃん」
「でも、落ち込んでるように見えました」
勝手な思い込みだったすみません、て小さく返す。最初からわかってたことだったからそこまででもないけどね、て角名が言うけど、年下マネちゃんから「……角名先輩がマネ先輩を見ていたように、私も角名先輩を見てました。ずっと、見てました」て言われてちょっとびっくりしてたらいいな。いつもなら気が付きそうなもんだけど全然知らなかったし、それくらい好きな人しか見えてなかったのかなとかも考えちゃう。もちろんそんな態度はミリも出さずに飄々とした態度で笑う角名。
「……だから、なんにもして来なかったダサい男を反面教師にでもした?」
「それならまだ聞こえがええんかもしれないです。動くべき時が来たんかなって思っただけなので。……そう思う私はつけ込むようでずるいでしょうか」
じっとこっち見て「チャレンジしたいです」て言う年下マネちゃんの強かな目線から逃げられない角名見たいな。
「バレーかよ」
「つい絡めちゃいました。おもんなかったですね」
年下マネちゃんマネ業に戻るんだけどその後からちょっとずつ、でも皆の知らないところで少しずつ少しずつ近づいていくふたりだといいな。ある日突然名前呼びし始めて、チームメイトからえ!?付き合ってたん!?て言われて「付き合ってるけど?ね」「はい」「敬語」「あ、せやった。うん」みたいなやり取りして周りをびっくりさせて欲しい笑 という脳直妄想メモ。方言は似非、適当です
///2024/04/03 妄想ツイ comment 0///