オーバーラップ
　→二つ以上のものの姿が重なり合うこと

あなたの嫌いは僕の好き
でも 僕の嫌いは あなたも苦手

同じだけの思いを感じてるあなたの事を
僕は気づけずに 褒めてた筈なのに 空回り

誰にだって解らないことがあるからこそ
知ろうとして 泣いて 傷ついて
でも それであなたが笑うのならば 僕はいつでも
待っててね あなたがいた場所に行くから


僕にだって届けたいことがあるからこそ
渡したくて 唄って 傷ついて
でも それであなたに届くのならば 僕はいつでも
聴いててね あなたのいる場所に向かうよ

メロディは空を越えて 何処に向かう？
何処でもいいけど あなたには一度届いてね
別にあなたの為じゃないけれど あなたに聴かせたいから
唄ってるんだよ「泣いてる？」「笑ってる？」「驚いてる？」

似てないのに出会ったのは きっと僕があなたを探したから
夜空に光 星が唄う あのメロディは
覚えてますか？ 失くしてはいませんか？

別に言いたいことは無いけれど
あなたに会うと 伝えたいことはたくさん溢れてくるんだ
全部言えないから でも全部言おうとする
そんな僕を あなたは優しく笑ってくれますか？

今も隣で笑ってくれるのは きっとあなたが僕を見つけたから
朝焼けに向けて 星が唄う あのメロディは
忘れましたか？ もう思い出せませんか？

何でもないようなことも 何かあるように
僕が言うとね あなたはちょっと困ったように笑うんだ
ゴメンね 今なら解ったのに もう遅いかな
そんな僕を あなたは優しく怒ってくれますか？

あなたも僕も 私も君も
きっとあの空に浮かぶ 48個の1つでしかないけど
出会うために育てた 神様のイタズラ 想い
それでもいいから 星は唄う あなたの星に向けて
恥ずかしがり屋の唄うウタが 高々と響いた

車にぶつかるのとは違う 突然衝突
お陰であなたにも会うことができたよ

宇宙にメロディーを敷き詰めて
いつかプレゼントしに行くから
まだそこで待っていて 遠くに行かないで

いつも通り君を待ってると 突然体がふわりと宙を舞う
青空の中にある白い線 あれはきっと飛行機雲だ

少しでも近づけたと思ったけど どうにも手を伸ばしても届かないな
青空に光るあれは 遠い昔に見た飛行機だ

君の泣いていたあの理由(ﾜｹ)は
未だに理解は出来ないけれど
隣にずっといることは出来るんだよ
「あの空には何が見えますか？」

雲は短いから きっと明日も晴れるだろう
明日桜並木の散歩に行こう 手でも繋いで

もしも思い出の中にしかいなくなったら
君はどう思う？ 探すかい？
それは止めてよ 君にはここにいてほしいから

夢しか見てない子供が 大きな声で叫んでる
「100人の友達作るんだ」

そんなことやめとけよ 得た喜びは大きいけど
いつか命は離れるんだから
いつか呼吸は止まるんだから
失って悲しむリスクも高いんだぞ


作るんじゃなくて触れ合えよ そうすればわかるだろ
自分がちゃんと起きてること 生きてること
ただのエゴイズムだと思って聴いてくれていい
その言葉が君に届くなら 唄い続けるけども

理由なんて後からついてくるものなんだ
だから今 必死になって探さなくてもいいから
唄いたいなら唄えばいいさ 僕もそうだから
いつか星になる日まで 僕は生きていくよ

泣いてるなら 挫折してるなら思い出してよ
君の頭が撫でられていることを撫でていることを
どうせそれの連鎖 断ち切れないまま持っていく
いつかあなたに出会えるまで 僕は生き続けるよ

あなたの過去のあなたは否定しないで
否定するなら唄う僕を否定して良いから
ただの僕の言い分だけどそれを胸に持って
今日まで生きてきた 僕は信じてきたんだ

あの日もらったメロディ ずっと心に残ってた
たくさんの物を貰ったけれど 何かお返しは出来てない

良い過去なんて一つもないけれど
不思議とあの頃に戻りたくなる
背が伸びれば世渡りや人付き合いは上手くなったのに
どうしてこんなにカラッポなんだろう

まがった弓のようにひねくれた心の置き場を
このメロディで作っていこう
誰もいない夜泣くなら 僕が見える朝に泣きながら唄おうよ
その為にここまで来たんだ 会いに来たんだ

こんなに似ているのに似たくないから
事実を少し曲げて話に加えた

あいつとぼくの共通点
赤の他人なのに似ているところが少しある
その真偽を確かめるために 少し歩み寄ってみようとするけど
まげて加えた歪み(ひずみ) それが邪魔して進めない

昔の想いを今大切にしよう
もう思い出せなくても何処か大切にしまってある筈

見つかったかな？見つからないかな？
その時は今のドキドキを新しくしまおう
苦悩も喜びも一緒の箱に詰めておこう

今はいないあれだって きっと見ている
「ここで僕は唄ってるよ」そう届けばいいのにな
しまった箱を今もつれてきてるよ ほらここにいる
in the memory　忘れるから大切に出来たよ