Twitter小話
「真田さん」二人っきりになると、赤也は異様なまでに男前になる。いつもはやんちゃな後輩の、低いのにやけに甘い声と広くて厚い胸が実は好きなんだが苦手だったりする。抱き締められ囁かれると身体がふわふわするのだ。「真田さん可愛い」ああ、そんなこと言わないで。熱で溶けてしまいそうだ。
「脚のきれいな女子が好みなのか」「ん?まあそうやけど」「・・・俺のような脚は好みではないのでは?」「・・・まあ女の子の中でやからな」「・・・」「・・・俺な、真田の脚好きやで。適度に日焼けしてて、健康そのもので。それにきれいや」「・・・基準が分からん」「基準なんて曖昧やで」
「真田って小さいころホンマ女の子みたいにぷにぷにしとったんやなー」「その形容のせいでよく少女に間違えられていてな。あまりにも悔しくてじい様に鍛えてもらったのだ」「・・・そのままやったらめっちゃかわいい子になったんやろうけどな・・・」「今ではご不満か?」「イエベツニ・・・」
赤也「副部長ジバニャン見たいです!」
真田「仁王」
仁王「アカヤくんは実にバカだなぁ(cv関○一)」
赤也「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!(泣)」
柳「仁王、弦一郎!!!!そこに座りなさい!!!」
仁真「ウィッス」
柳『柳です・・・今日生徒会長に「君が目を開けたら石になる噂流してるの実は私なんだ」といわれたとです・・・柳です・・・』仁王「なんでワシらに言うんじゃ・・・」丸井「マジこええよ・・・真田なんとかしろよぃ」真田「た、たろ・・・」柳生「真田くん震えすぎですよ・・・!?」
赤也「ようかい体操第一!」
仁真「ウィーース」
真田「恋はースリルショックサースペーンス」
仁王「見えないちからをたよーりに」
真田「心の扉とざさーずにー」
仁王「つよくーつよくー」
赤也「真田副部長が真顔でパラパラ踊ってる・・・・!!!?」
目を覚ませば真田はすでに起きていた。昨日あれだけ泣かせたのに真田はピンピンしていて少しむかつくと少しひねていれば「おはよう」と亜久津の胸に顔を埋めた。「どうした」「・・・なんでもないぞ」少し顔をあげた真田は少し微笑む。太陽の様に眩しくて、今まで荒んでいた自分を優しく包んでくれた
唇が触れた、そう気づいて目を丸くした真田を抱きしめれば真田はもがくこともなく亜久津の腕の中に納まっていた。意外に小さいんだなと思っていれば真田が小さく亜久津の胸を叩いた。「な、何をするんだ!」苦しいと怒鳴る真田の頭を撫でれば完全に真田は混乱していた。「な、何なのだ・・・?!」戸惑う真田を見つめながら亜久津は口を開く。「いくぞ」「は?」亜久津は真田の腕を引っ張り歩き出す。戸惑いながら声を上げる真田を無視しながら進む亜久津の手が真田の手を強くつかみ離れない。その手がまるでずっと側にいると言っているようで真田は亜久津の手を握り返した
付き合って、同棲してから毎日薔薇の花を渡されるようになった。毎日毎日色んな色の薔薇を見ていると今日は何色だろうと少しわくわくしてしまう俺は馬鹿なのだろうか。帰ってきた亜久津は今日も薔薇を買ってきた。しかし今までは赤やピンクだったのに今日は青い薔薇だった。それをじっと見ているとお前は知ってるか?と声をかけられた。「何がだ」「・・・青い薔薇の花言葉」知らないと首を振ればまあ当たり前かと言われた。「なんだ?どういう意味なんだ。教えんか」「そんぐらい自分で調べやがれ!・・・ついでに今日で何本目かも数えとけ」そういってそのまま亜久津は部屋に行ってしまった。俺はムスッとしながら青い薔薇を見つめていた。
相\
後日自分で薔薇の本数と花言葉を調べて、胸が色んな意味で熱くなったのは言うまでもないだろう。
聞こえなかった。いつもははきはき喋る真田らしくなくて俺は何度も真田に聞き返した。「なんて言ったんだ?」あまりにも何もしゃべらない真田に少しだけイライラする。真田と少し強めの声で呼べばようやく真田が声を発した。「・・・電話、じゃなくて、お前に会いたい」受話器が俺の手から落ちた