亜真

付き合って、同棲してから毎日薔薇の花を渡されるようになった。毎日毎日色んな色の薔薇を見ていると今日は何色だろうと少しわくわくしてしまう俺は馬鹿なのだろうか。帰ってきた亜久津は今日も薔薇を買ってきた。しかし今までは赤やピンクだったのに今日は青い薔薇だった。それをじっと見ているとお前は知ってるか?と声をかけられた。「何がだ」「・・・青い薔薇の花言葉」知らないと首を振ればまあ当たり前かと言われた。「なんだ?どういう意味なんだ。教えんか」「そんぐらい自分で調べやがれ!・・・ついでに今日で何本目かも数えとけ」そういってそのまま亜久津は部屋に行ってしまった。俺はムスッとしながら青い薔薇を見つめていた。
相\
後日自分で薔薇の本数と花言葉を調べて、胸が色んな意味で熱くなったのは言うまでもないだろう。




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