ずっとそばにいる(亜真)

唇が触れた、そう気づいて目を丸くした真田を抱きしめれば真田はもがくこともなく亜久津の腕の中に納まっていた。意外に小さいんだなと思っていれば真田が小さく亜久津の胸を叩いた。「な、何をするんだ!」苦しいと怒鳴る真田の頭を撫でれば完全に真田は混乱していた。「な、何なのだ・・・?!」戸惑う真田を見つめながら亜久津は口を開く。「いくぞ」「は?」亜久津は真田の腕を引っ張り歩き出す。戸惑いながら声を上げる真田を無視しながら進む亜久津の手が真田の手を強くつかみ離れない。その手がまるでずっと側にいると言っているようで真田は亜久津の手を握り返した




コメント
× | ×


名前

URL

コメント

管理人のみに表示



パス





人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -