| 大トリの質問、お忙しい中恐縮です…ありが、ありが…ありがとうございます。元々お話を書くのは遅いのですが、それでも１０年以上どの作品もクオリティはさておき愛情をこめて１文字１文字書いてきたので…連載夢それぞれで思い入れがあるのでいくつかピックアップして語らせて頂きます。 ＊BALLAD 「＃15 Call Your Name」 ５年間離れていた二人がようやく再会するシーン。漫画・アニメでも一番盛り上がったシーン。アニメが、そして流れる澤野さんのCall Your Nameがその感動をより引き立たせた進撃アニメでも屈指の名シーンだからこそ、きちんと書きたくてそこに二人の再会を絡めつつ書いたので文字数がすごいことになってます…。ずぅっと書きたかったシーンだったからこそ書き終えて満足してしまいそうになりました(笑) 「＃24 愛の花」 お互いが離れる原因を知り、そして、お互いの気持ちを確かめ別れた筈の二人が（兵長は別れたと思ってないですが）復縁するシーンなので…。 「＃67 幸せを運ぶ風」 追い詰められた調査兵団。いつ消されるかわからない極限状態の中で訪れた安息の中お互いこれが最後ならばと後悔しないように、これからの事を予感しながらも、束の間の安らぎの中で永遠を感じながら立会人はいないけど正式に夫婦として結ばれたシーンです。 ＊MISSYOU この作品は初めて完結させた長編でもありますし、新旧含め、どの話もひとつひとつが気に入ってる自分の魂を込めて書き上げた本当に大好きな話なので…。 「23」 逆トリ編は元カレが登場するここら辺が個人的に盛り上がったかなと。 いつもクールなリオンがブチ切れる程サイテーな元カレをぼこぼこにするシーンです。書いてて自分でもいいぞ！もっとやれ！ぶん殴れ！と盛り上がってました。シャルがもしここにいたら 「さすが坊ちゃんです！頑張ってください！僕も手伝いますからね」 「シャル！？何でお前がこんなところに」 「えへへ〜だって僕はいつも坊ちゃんの事見守ってますから♪」 とピコハン持ってマスターのかっこいい姿におおはしゃぎして喜んでそうだなぁと。 「43」 逆トリ編の最終回、大好きなプルースト設定をここで持って来たと言う…。リオンは海底洞窟で死亡→夢主の世界にトリップ→ゾンビリオンからの復活みたいな流れという超捏造でした。リオン夢書きには避けて通れない道だよね。自分の手で推しキャラを死なせるなんて…。 「final fortune missyou -ただ１人のあなたに-」 ゲームでも涙なしには見れない別れのシーン。いままでしてきたRPGの中でもこのパーティが本当に好きで…パーティー全員のボケ突っ込みが一級品のフェイスチャットやら他のシリーズにまで出張する愛すべき強制イベントかと思えば強制じゃない初見殺しのバルバトスに腹抱えて大爆笑して感動させられ泣いて旅してた気持ちになれるゲームでした。 それぞれ異なる世界・時代の人間だからラスボスを倒し終えもうこのメンバーで楽しく旅することがいや、もうこの旅自体が無かったこと、このメンバーとは最初から出会わなかった事になると思うラストが本当に寂しくて悲しくて…自分の話なのまだ終わってほしくないと思いつつ最後らへんは泣きながら書いてたな…。ジューダスが消えてしまうシーンは…ゲームと重ねて号泣しながら書いてたので。ジューダスとして蘇ったリオンが甥っ子に出会えて、過酷な運命の果てに愛する人を守り１６歳の生涯を閉じたリオンが今度は何のしがらみもなく楽しく旅が出来たこと、最後穏やかに消えていったと思うと…ね…ジューダスのこれまでの生涯が…泣けて仕方ないです。最後は幸せに生まれ変わって夢主とまた結ばれてほしいなと期待を込めて終わらせました。 ＊私があなたを愛する理由 「激しい雨の街角で」 大好きな歌に絡めた話でした。２人が初めて結ばれるシーン。このとき主任は一人暮らしの家に招かれたからこれはもう経験豊富な勘で誘われてると思って、色んな覚悟したんでしょうが、田舎の純朴夢主はただ雨で濡れたからどうぞと純粋にお招きしたと言う…。 主任は夢主ちゃんを手がかかるし心配だし慣れない土地で一人暮らしだからと色々世話を焼いてましたし、夢主も純粋に主任を最初の印象は最悪でしたが、その見た目は怖いけど良いなと思ってました…が、この時点から既にこの二人の気持ちのすれ違いは始まっていました…。 「11 聖夜」 当時は体調が悪く…スマホも見れず、ほとんど更新できずに便器抱いてへろへろになりながら書いてました。その記憶しかない中で季節をまたいですれ違い続けていたお互いの誤解がやっと解けるシーンでした。 今までそれなりにモテてきた主任が初めて勇気を出して自分から思いを打ち明けるシーン！ 恋愛には不器用同士の２人の結ばれたシーンが書きたくてここまで引っ張りました。 ちなみに…この話はこのお話のイメージソングでもある90年代の名曲B′zのTIMEの通り後悔がテーマなのでもう一つのエンディングがあって。 雪でスリップした車が突っ込んできて、引かれそうになった主任を夢主が庇って夢主はそのまま車の下敷きになって亡くなると言う何とも言えない結末を考えていたんですが…それでは救いがないですし、そうなると「奥様がアッカーマン」はお蔵入りになってたので。今は↑の結末は止めて正解でした…。 ちなみにこの二人の前世は「BALLAD」の２人というそういうべたべたの展開ではありません。この二人は現代版の年の差夫婦としてこれからも引き続きいろいろ書いていきたいです。 ＊「愛し方さえも分からずに」 遠征お泊まり会でプレイしたSO3…あれが運命の始まりでした。 それ以来呪われたようにリオンからアルベル団長にすっかりはまってしまって…すぐにSO3を買い、カッとなってガラケーで打ちまくって３週間くらいの短期間でよく書いたなと自分でもゾッとします(笑)大好きな吸血鬼パロディをアルベルさんで。これは前世の記憶がある２人をモチーフにしてます。文章が本当に若いですね。 その数十年後に公式でまさかの狼アルベルを見かけた時は発狂しました…。 prev ｜next [読んだよ！｜back to top] |