01/21(Tue) 01:27  断薬の話をね

いつかブログを持ったら、書こうと思ってたんですよね。

ネットの眠剤断薬情報って基本はやめられないこと前提で人を脅す記事が多いです。
断薬チャレンジしてる人たちの会話だって、成功した人の話と断薬で悩み続けてる人の話なら多くなるのは断然後者。
成功してる人の話は、具体的に書かれることも極めて少ないです。
私も断薬しようって思った時、ネットで怖がってる人ばかりを見てすごく怖くなりました。

なので、断薬成功したやつもちゃんとおるでって話をまとめようと思ったんですけど……断薬以前のことを思い出すと今でもちょっと苦しくて、これは書けないなと感じました。

それ以前に、断薬の手順とかを詳しく書くってちょっと危ないじゃないですか?
断薬って基本的に医者と相談して始めるものです。勝手に断薬を始める人って、必要な薬を飲まない生活を目指す人ということになりますからね。

いろいろ考えたし結局目指してた話は書けないけど、とりあえず断薬はできたよってことだけ言って帰ります。
書いていてストレスが蘇る話だったので、ちょっと文章が混乱しています。



私自身は転院などがあって、処方箋はあるけれど薬のアドバイスをできる先生がいない環境。長年安定が続いたので自主性に任されていた状態にありました。
今回ひどい神経症に陥ったのを、やめてみる決意をしました。

と書くとフツーに危うい話に見えますね。
寝られない苦痛よりも服薬している不安の方が上回ったと判断したので、せめて薬がなくても寝られるようになりたいと考えました。


飲んでいた薬はマイスリーです。だいぶ長く服用しており、依存が強く出るために断薬が難しいと言われていましたが、断薬できました。
脳神経の医者には「飲んでてもいいと思うけどねぇ」と首を傾げられたりもして、脳科学(?)的には薬を飲むことの是非より睡眠時間をちゃんととることの方が大事なようです。


断薬に入る前の減薬時は依存症状が出ましたし、これが怖くて長年断薬できなかったようなものです。
依存症状が出ても、眠れている時間があるなら耐えるしかなくて結構きつかった。
薬が抜けるまでの辛抱だと知ってたので、気をしっかりもってやり過ごしました。

断薬には安定したメンタルが必須です。
抜け出せない不安に陥ってしまったり、眠れない自分を責めてしまうと断薬は失敗します。逆に薬を飲み始めるのだってそうした症状のせいですからね。
自分のベースが不安状態でなくなった時が、薬のいらなくなった時なんだと思います。

一応書いておきますが、症状を抑えている薬や何もしていない時の体調管理に関わっている薬は勝手に断薬しないでくださいね。


依存症状についてはまず少しずつ服用量を減らすことで対処。
いざ断薬に入ってからは、もちろん眠れませんでした。
朝の4時5時ぐらいになってからやっと疲れで眠りに入るような感じ。
でも、眠れてるのでよしとして過ごしました。
入眠できたからよし→日中気持ち悪くなかったからよし→夢見たからよしと段階を踏んでます。完ぺきな眠りじゃなくてもよしということにしてますし、その方がいいです。
だって元々眠れなかったのにね、眠剤やめた途端に健常者同様の睡眠がとれると思う方が間違ってますよ! んなことあるわけねーじゃん!
眠れなくなる前だって徹夜でゲームとか、夜中の2時まで必ずネットで遊んでたとかざらでしょ? 元々まともに寝てた時期なんかねーんだよ俺らは! 目を覚ませ(寝れてません)

そもそも病的な症状以上に、体の癖とか生活リズムがありますよ。
眠剤をやめたというだけで、夜10時に寝て朝6時に起きて健康的な生活とほどほどの運動をこなしている人と同じ睡眠になるわけがありませんよ。目を覚ませ(寝れてません)


断薬後はしばらく朝方まで眠れない期間が続きました。
1ヶ月ぐらいそうだったかもしれない。
私は自宅勤務なのでそれでもなんとかなりましたが……。
とりあえず日中の時間をとって、眠れたところから自然に目覚めるまで寝てみると、大体6時間ぐらいは眠れてることが発覚したんですよね。
これって体内時計がずれてる状態とさして変わらないんじゃない?
むしろ、眠れなくなったって思ってる時も体内時計の問題だった可能性ゼロじゃない。

あとは生活リズムや体内時計を正すための健康的な情報を漁りつつ、毎日とりあえずネットからは離脱しておく生活を続けていたら、ちょっとずつ眠れる時間が早くなりました。

眠れない時にベッドにいると中途半端に疲れが取れちゃって余計に眠れなくなるから一旦起きておくとか、眠る時間ではなく起きる時間を決めて朝日を浴びるとか、まぁそんな感じでした。
一番効いたと感じたのはやっぱり光です。
日中は窓を開けた上で部屋の明かりも全部つけます。とにかく昼間は明るいところ。
ちなみに日中運動しておけば寝られるはずだっていうのは、あれ結構乱暴な話です。
私は10時間×2日ぐらい外で遊び通してようやく夜に眠気が来たので、日々の運動だけでそうなるには相当ハードなトレーニングをこなしている必要がありそう。
現代人には無理でしょ……!


そして現在なのですが、実はまた4時ぐらいまで眠れない生活になってます。
最近ちょっとネットで長く遊ぶようになっちゃってたので、また生活リズムを正さないといけないようです。
寝る前の準備を終える時間は毎日決めておいた方がいいですね。
健康な人も不健康な人もそこは変わらないみたいです!

眠剤断薬しようがしまいが、そこで生きてるのはネットで遊び惚けてた頃(または飲み屋をハシゴしてた頃)と変わらない自分なので、眠剤やめたことで急に健康や生活が改善されるなんて期待できやしないんですよ。まぁ生きろよ。

と最後は厳しく書きましたが、眠剤飲んでる自分も飲んでない自分も本当に同じ自分なんです。その場しのぎの薬を使ってるだけ、あとにはただ自分があるだけ。
眠剤の有無は、治療中かそうでないかを表しているに過ぎないんです。
日常をよりよく過ごせるよう取り組んでいけるといいですよね。まぁ生きよう。


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