Update
2017/10/05 original ss+1
【愛しい貴女はもういない】
――わたしの憧れた鏑木小百合が、もういないなら。それなら、わたしが鏑木小百合になろうと思った。自分が、理想の姉さんに、成り替わろうと思った。けれど、どれだけ鏡で自分を見つめても、そこに鏑木小百合は映っていない。
残酷なまでに、わたしは鏑木美知留のままだった。
――本文より抜き出し
お久し振りのサイト更新となりました。
いやはや……本当お久し振りですね……。月一ss更新をやめたらここまで更新しなくなるとは、自分でも予想外です。もう少しこまめに更新したい。
今回はTwitterのほうで置いているお題箱から、病んでいる百合ということで書かせて頂きました。百合……うん……百合……?
2017/02/02 original ss+1
【姉弟以上、運命異常】
「純に対して、今度そういう類の悪口を言ってごらんよ。舌を引っこ抜いて、口の端を切り裂いて、何にも喋れなくしてやるから。どんなに後悔しても、二度と声も出せないように、声帯も抉り取ってやる」
ーー本文より抜き出し
明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!
……と、一ヶ月遅れてのご挨拶となってしまいました。皆さまどのようなお正月を過ごされましたでしょうか。そして二月になった現在、どのようにお過ごしでしょうか。
今回のssは久し振りに蒼華の双子のssです!やはり置いてある場所が判り難いかと思われますのでURLをぺたりと。→姉弟以上、運命異常
いずれちゃんとページを……作れたら……いいな。
2016/12/31 original ss+1
【私は王子様にはなれない】
私の想い人はとても可愛い。彼女はきっと、いつか誰かの隣でお姫様になる。
そう、きっと、私じゃない王子の隣で、幸せな、お姫様になるのだ。
――本文より抜き出し
今年最後の更新となります。十二本目のss。あっという間の一年でした。
1月に立てた目標は「1月に最低一回サイトを更新すること」。危ういこともありましたが、何とか達成することが出来ました。
これもサイトを閲覧してくださる皆様のおかげです。本当にお世話になりました。来年度も、どうぞよろしくお願い致します。
2016/11/30 original ss+1
【野沢奈美子のプロローグ】
−−だからどうぞ神様、
私の生活を掻き乱すような出来事は何一つ起こりませんように……!!
−−本文より抜き出し
オリジナルssに一作追加しました!
今回の主人公は喪女な腐女子です。一応プロローグと名付けましたが、これが続くかは神のみぞ知る……。(やる気の神様)
2016/10/28 original ss+1
【ツンデ恋愛のススメ】
「表面上だけで語られる色恋に興味はないから、僕に本気で取り合って貰いたいなら、まずは本気でぶつかってきたらいいと思うよ」
それだけ言い残して教室を出る。一拍遅れて悲鳴が響く。正直なところ、狙って殺した。
――本文より抜き出し
original ssに一作追加しました!
ツン…………デレ…………とは…………?(哲学)タイトル詐欺にも程がある感じになってしまいました。和田くんこの野郎。
今作はれれれPさんの『ツンデ恋歌』という曲を聴きながら書きました。というよりだいぶそこから引っ張ってきた感がある。とても素敵な曲ですのでssは読まずとも是非曲を聴くだけでもどうぞ……!!
王道なラブコメが書けて楽しかったです。
2016/10/05 その他+1
novelに置いてある「その他」に「遠愛まとめサイト」を掲載致しました。
Twitterであいづきさん、エリさんと只今大盛り上がりを見せる共同創作でございます。
……最初はここまでハマる予定はなかった…………。楽しい……。
2016/09/16 original ss+1
【何もない女】
お金が欲しいなら幾らだって稼いでくるのに。浮気だって一度も咎めたことがない。愛して欲しいと縋ったことだってなかったのに。
貴方が望むならその全てを受け入れるつもりでいたのに。
――本文より抜き出し。
9月分のssの更新です。
駄目男は二次元限定で好きですが、女の子を泣かせるなら次元は関係なく話は別だと過激派になります。
2016/08/20 original ss+1
【二人きりの夏の日が】
苦手な問題に苦戦する姉さんの背が丸くなる。屈んだせいで服の襟元部分からちらりと白い肌と下着が覗いた。さり気なく視線を逸らす。今度からはその服をあまり着ないように言っておこうと心に決める。他の奴らには絶対に見せたくない。
――本文より抜き出し。
オリジナルssに一作追加致しました!久々に蒼華の双子のお話です。本当に、いつぶりに書いたかなあ、この子たち。
オリジナルssの中の「蒼華の双子ss」というところに入っています。今回はちょっと見付けにくいのでURLを貼っちゃうぞ。→二人きりの夏の日が
双子は良いものです。思春期ならば尚のこと。
2016/07/31 original ss+1
【夏の海、白く靡いたワンピース】
ざぷり、水を掻いて一歩を踏み出す。彼女も同じように踏み出した。また一歩、また一歩と進んでいく。水が濡らす足の範囲が広がっていく。ワンピースが足に纏わりついて気持ち悪いと、彼女は言った。白くて優雅なワンピース。きっとウェディングドレスを連想したのだろう、ワンピース。
浜辺には今誰もいない。僕たちを止める者は、誰もいない。
――本文より抜き出し
夏は嫌いですが、物語のモチーフ的には好きです。
でも早く過ぎ去ってくれと思っています。夏だけ過ぎ去って夏休みを留める方法を急募中です。
2016/06/30 original ss+1
【唐揚げ】
「じゃあ、明日も唐揚げが美味しく感じられるくらいには頑張ります」
三日月が、それならいいとでもいうように、雲の隙間から姿を僅かに覗かせた。
――本文より抜き出し
original ssに一作追加しました。六月分のssを六月最終日に何とか上げられました。
今回はちゃんと書き下ろしです!但し恋愛成分はありません。(書き易かった……)
働いた後の唐揚げやチキンって、ギルティですよね。
暑い日にはアイスに浮気することもあります。