I Ro Ha〜いろは47音恋煩い〜[ただいま27P] 色は匂えど散りぬるを い|オサムと謙也 ろ|柳と真田 傍から見たらモロバレだよな にいさんじゃなくて、さ ほ|真田と千石 変な所で勘が働くよな 遠くに行っても、捕まえて 小さな頃からあなただけを り|柳生と仁王 ぬ|仁王と幸村 る|桑原と真田 を|蓮二f/真田と千石 我が世誰そ常ならむ 私をちゃんと見てんのか からかう癖がついていて 宵闇に乗じて抱きついちゃったり たくさん、すきって言ったわ れ|小春と財前 そんな事言ったってさぁ! つくづく自分に呆れる 捻曲げないで な|柳と切原 拉致ってもいいですか? 武者震いする告白前夜 有為の奥山今日越えて う|白石と千石 ゐ|柳生と仁王 の|銀と千歳 おっさんに恋した く|銀と千歳w/白石 やりたい事は今やっとけ ま|桃城と侑士 け|幸村f/真田と柳生 ふ|仁王と真田 こ|木手と芥川f/樺地 え|幸村f/柳と切原 徹底的に隠してやる 浅き夢みじ酔ひもせず あ|真田f/蓮二 さ|柳w/切原 New 嫌ってもいいんだ。だけど ゆ|銀と千歳 め|真田と柳生 み|謙也w/銀と千歳 しっかし懲りないもんだねぇ 縁は繋いでこその縁だ ひ|真田と木手 も|柳と切原 せ|橘と千歳w/猫 す|柳と切原 【0】thanks to | ※■(mi sangre)の続き 「とりあえず鼻を拭け」 「……ん、」 落ち着いて考えてみたら、俺さっきすごいこと言っちゃったなぁ。勢いというか、なんか雰囲気でさ。 でも、ひょっとして聞こえてなかったのかも。特に喜んだり動揺したりな素振りも全く見せてくれない君は、俺を胸から引き剥がしといて唇の代わりにティッシュなんかを押し付けてくるわけだ。 「ほら」 「じ、自分でやるよ」 じゃなくて俺の顔がひどいんだね。そんなこんなで今鼻をかんでる俺、の目の前には真田君。俺のことが好きな真田君。そして、 「……何だ」 「へへ、」 ああ、俺が好きな真田君だ。理由はわからないけど、今は考えなくていい気さえするよ。全然意識してなかった君が急にイケメンに見えてくるんだ。 ほんと俺って、浮かれやすい。 「む、千石……お前、」 「うぇっ」 わわ、肩に真田君の手が。ちょっと緊張してきたぞ、俺男の子とキスしたことないし。 「熱でもあるんじゃないのか」 「……え?」 なんて考えてたら全然違った。でもそんな馬鹿な。ちょっと雨に打たれたぐらいで風邪なんか。 「な、無いと思うけど」 「ならば何処ぞにたんこぶでも」 「それはないない!」 変なの、急にべたべた触ってくる。まぁもっと変なのは俺がそれを嫌じゃない、ことだけど。しかも君の口から出てくるのは疑いの入った言葉ばかりだ。 もしかして、俺って信用されてないんじゃ。 「さ、真田君ひどい……」 「おい、もう泣くな」 ――さてと、じゃあどうしようか。 「なーんてね、嘘だよ」 「……貴様」 「はは、なぁ真田君」 「今度は何だ」 「俺鼻拭いたし、続きしない?」 とりあえず君の百面相を眺めながら考えるよ。何てったって俺たち、まだ始まったばかりってやつなんだから。 end 開き直りすぎだ ほんと惚れっぽくて困る |
[←back] ※ブラウザバック推奨 |